残像に口紅を

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055522
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

SNSで取り上げられ、令和になってリバイバルヒットした伝説の作品を、刊行当時大きな話題を呼んだ「袋とじ」ごと復刻!



「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい……。

言葉が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。

内容説明

「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言葉が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。

著者等紹介

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934(昭和9)年、大阪に生まれる。同志社大学文学部で美学芸術学を専攻。60年、SF同人誌「NULL」を主宰、本格的創作活動に入る。81年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、87年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、89年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、92年『朝のガスパール』で日本SF大賞、99年『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。2002年、紫綬褒章を受章。10年、菊池寛賞を受賞。17年、毎日芸術賞を受賞。22年、日本芸術院賞・恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
なぜ単行本が復刻? まあ文庫版は今でも増刷しているし、公的機関向けなんですかね。とまれ、そんなリバイバルブームが起きている書籍ですが、徐々に減っていくサスペンス的な一章。どこか滑稽地味たものとなる二章。もう単語の羅列になっている三章で成り立っている。内容よりも文章や日本語の面白味を味わう作品でありましょう。しかし実験的あれども、文章的には初心者向けとは言い難い作品が跳ねるのは、やっぱり今の時代の学生さんはしっかりしてるんですなあ……。2022/09/09

Hiro

0
作家である佐治は、世界から少しずつ音(文字)がなくなっていく物語を考えた。物語を書く現実の自分と、その物語に登場する虚構の自分とが重なりあって物語が展開していく。章毎に使える文字がなくなっていく世界を試行錯誤しながら表現し、逆に文字がなくなることで残像として表現されるものもあり、筆者得意の文学論やエロティシズムも展開され、そしてどんどん文字がなくなっていく。最後まで展開が読めず、そして文字がなくなり世界(物語)は終わる。深いようでいて、単なる悪ふざけのような、この筆者らしい作品になっている。2022/10/04

M

0
発想は面白いけど、読み物としては私は楽しめなかった。2024/06/25

kabegiwa

0
技術はすごいんだろうけど、あんまりかからなかった 2024/02/19

きえちゃうキャンディー

0
後半むずかしくてよく分からなかった、使える文字が減っていくというコンセプトはとてもおもしろかった2023/06/25

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