威風堂々〈上〉幕末佐賀風雲録

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威風堂々〈上〉幕末佐賀風雲録

  • 伊東 潤【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 403p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120054891
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

天保九年(一八三八)二月一六日。九州の佐賀城下にひとりの男子が誕生した。幼名を八太郎。後の大隈重信である。名君と謳われた佐賀藩主鍋島直正(閑叟)に、その才能を見いだされ、同じく熱い志を持つ仲間たちと、激動の幕末へ乗り出した若き重信。西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬、岩崎弥太郎をはじめ錚々たる志士たちと巡り会い、佐賀の、そして日本の未来のために奔走する! 近代国家・日本の礎を築いた偉人の生涯を描く!

内容説明

大隈重信、新しい国家・日本は、この男の登場を待っていた。名君と謳われた九州佐賀藩主・鍋島直正(閑叟)に見いだされ、歴史舞台に躍り出た大隈重信。動乱の幕末明治を駆け抜け、日本を近代国家へと導いた男の波瀾万丈の生涯を描いた歴史巨篇!この国の未来のために奔走した人々は、薩長土だけにあらず!

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て2007年、『武田家滅亡』でデビュー。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で「第1回本屋が選ぶ時代小説大賞」を、『国を蹴った男』で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』で「第20回中山義秀文学賞」を、『義裂千秋 天狗党西へ』で「第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)」を受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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旅するランナー

235
威風堂々。大隈重信の国政一直線。幕末後必要不可欠な語学力と国際法の知識をフルベッキから学ぶ先見之明。国力高揚することを真摯に思考する確乎不抜。パークスら外国勢を互角以上の交渉力で論破し、薩長土肥の志士たちと丁々発止·喧喧諤諤とやり取りする姿が痛快無比。そして、蒸気·武器の開発で存在価値を高めていく佐賀藩の智略度量など見所満載。立身出世を絵に描いたような疾風怒濤·軽快軽妙な活躍に、まだまだ興味津々。2022/09/02

starbro

196
伊東 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。大隈重信が、早稲田大学の前身の東京専門学校を開校したことは知っていますが、大隈重信の物語を読むのは初めてです。 大隈重信の傑物ぶりは見事ですが、一人娘のネーミング(大隈熊子)だけはいけません(笑)直ぐに下巻を読みたいのですが。図書館の配本の関係で読めるのは2月になりそうです。 https://www.chuko.co.jp/tanko/2022/01/005489.html2022/01/28

とん大西

120
幕末、明治維新…「大変革期」と私達が断言できるのも、前後の時流を「歴史」として知っているから。でも、実際にその時代に生きた人々が時流というものを肌感覚でどれだけ認識してたのか…なんて、歴史小説を読むといつもそんなことを考えたりします。神の視座から3Dの年表を俯瞰し、躍動していた英傑たち。主役を張るのは西郷、龍馬、慶喜だけじゃない。大隈、こんなに破天荒で子憎たらしい人だったのね。それでいて頭抜けた行政官僚の資質。列強相手に一歩も引かないロジックの展開とクソ度胸。全ては国家のためという熱い志。下巻も楽しみ😄2022/05/08

のぶ

87
今回、伊東さんが物語のモデルに選んだのは大隈重信だった。まだ上巻を読む限りだが、プロローグで大隈が亡くなるところから始まっているので、生涯を描いた話で間違いないと思う。1838年に佐賀城下に生まれ、当時は八太郎と名乗っていた。成長し佐賀藩主鍋島直正(閑叟)に、その才能を見いだされ、頭角を現す。当時は幕末から明治維新への激動の時代で、そんな中、西郷隆盛、大久保利光、坂本龍馬他錚々たる志士たちと交流を重ねる。伊東さんの筆致はいつもの通り史実に正確で、人物像が良く描かれている。この先どうなるのか?感想は下巻で。2022/01/21

はれひめ

42
正直なところ大隈重信は私の好きな偉人ではない。では何故読むのか?それは伊東潤先生の上下巻長作だから。佐賀藩士が幼少から『葉隠』で教育されてきた佐賀人気質が興味深い。 嫉妬という精神風土がないとか肩書きに萎縮しないとか。娘を大隈熊子と命名するセンス。語呂が悪いとか頓着しない大隈は佐賀人故なのか。薩長土肥で隠れがちな佐賀藩。史実に沿った大隈の大河小説下巻へ。2022/03/26

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