母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120054648
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

昭和、平成、令和――時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!?


業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして、母から届いた最後の荷物――。



実家から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。

内容説明

業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして、母から届いた最後の荷物―。家族から届く様々な“想い”を、是非、開封してください。

著者等紹介

原田ひ香[ハラダヒカ]
1970年神奈川県生まれ。2006年「リトルプリンセス二号」で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。07年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

197
私に言われているのか?と苦笑いで読んだ。そんなにギューギューにしなくていいから。とか、言ったものだけ送ってくれ!とか、息子に言われてます。はい。それが母親ってものよ!と心の中で返してますが(笑)ついつい入れちゃう、すき間を埋めちゃう自分の姿があった。原田ひ香さんの新作は短編6話。どれも良かった。親と子の関係が苦しくて切なくて沁みる。見えていなかった親の事や、憧れだったり、煩わしくも有り難い存在だったり、離れて初めてこうありたい自分を確認したり・・特に最後の話は母親の気持ちが痛いほど伝わり泣けてしまう。 2021/10/06

みっちゃん

166
この全く他人事とは思えぬタイトルに原田ひ香さん、初読み。爆笑満載の話ばかりなのかと思えば…本を閉じる時には涙腺崩壊。ある話では理不尽な母親の要求に怒り狂った娘時代を思い出し、また別の話では少ない仕送りで遣り繰りしていた3人の子らの学生時代に想いを馳せ…子ども達の思いや願いとはズレや食い違いがあったとしても、親が子を思う気持ちは心底本物なのだよ。さあ、今日もついつい荷物の隙間にトイレットペーパーやらババシャツやら捩じ込んじゃうお母さん、苦笑いでそれを開ける子ども達、皆に大きな幸あれ、と。2021/11/10

おしゃべりメガネ

145
タイトルとは裏腹にまったく`ダサく`なく、ココロがじんわり、ほっこりするステキな短編集でした。親が送り、受ける小包は様々で色んな思いも一緒に梱包されているに違いありません。もちろん、家族を心配して気遣っての思いが一番強いのでしょうが、必ずそこには`優しさ`があるはずです。例え中身が`ダサい`と言われようとも梱包した人の思いは一級品なのですから。タイトルだけみると、ちょっとブラックテイストな作品かと思いましたが、内容自体はまったく逆で、さすが原田さん。私も息子に送るトキは今度、手紙もいれてみようかなと。2021/11/07

のぶ

134
刺激的なタイトルに魅かれて手に取った。6つの短編が収められているが、一つの話を除いて、他の4篇は独立している。共通しているのは、どれも親子の話で物語に小包が絡んでいるところ。皆、様々なドラマが描かれていて、それには親子間や血縁関係にある人たちの軋轢が入っていて、登場人物の心情はとても良く伝わって来る。でも何があっても親子の関係は絶対的なもので、愛情がどこかで伝わって来るような構成になっている。どの話も良かったが、毎年父親に羅臼から昆布を送り続けてきた女性の謎を描いた「北の国から」がお気に入り。2021/10/12

みかん🍊

110
タイトルからおかんメールの様なダサい小包に笑ってしまう話しかと思ったら泣いた、田舎から都会へ出て来て一人暮らしの娘や逆に都会から地方で暮らす娘への母親からの小包を巡る6話、小包だけでなく生き方への押しつけや、上手く行っている関係だけではない、しかし母親はダサい小包を送り続けるのだ、うちも米や果物やお菓子やらを買った方が安いんちゃうと言われながら、そうかもと思いながら送っている。2021/10/19

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