出版社内容情報
長年にわたって日本考古学をリードしてきた著者による、古墳の被葬者をめぐる論考8篇を集成する。取り上げられる古墳は、箸墓古墳、誉田御廟山古墳、西殿塚古墳と西山塚古墳、五条野丸山古墳、植山古墳と山田高塚古墳、牽牛子塚古墳と岩屋山古墳ほか。
白石太一郎[シライシタイチロウ]
著・文・その他
内容説明
大王墓と有力豪族の族長墓はヤマト王権の構造と実態を解明する鍵を秘めている。そこに葬られたのは誰なのか?本書では箸墓古墳、誉田御廟山古墳、西殿塚古墳と西山塚古墳、五条野丸山古墳、植山古墳と山田高塚古墳、牽牛子塚古墳と岩屋山古墳を取り上げ、それらの造営年代に関する周到な考古学的検証を踏まえて、被葬者と造営過程を明らかにする。さらに物部氏、蘇我氏が営んだ族長墓の探求をとおして、最有力豪族の本拠地の変遷を考察する。古墳研究を牽引してきた著者による論考八篇を収録。
目次
第1章 箸墓古墳と大市墓
第2章 誉田御廟山古墳の被葬者をめぐって
第3章 西殿塚古墳と西山塚古墳
第4章 五条野丸山古墳の被葬者をめぐって
第5章 植山古墳と山田高塚古墳―二つの推古陵
第6章 牽牛子塚古墳と岩屋山古墳―考古学からみた斉明陵
第7章 古墳からみた物部氏
第8章 葛城周辺の古墳からみた蘇我氏の本拠地
著者等紹介
白石太一郎[シライシタイチロウ]
1938年、大阪市生まれ。同志社大学大学院博士課程単位取得退学。専攻は日本考古学。奈良県立橿原考古学研究所所員、国立歴史民俗博物館教授、奈良大学教授、大阪府立近つ飛鳥博物館館長等を歴任。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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