『蝶々夫人』と日露戦争―大山久子の知られざる生涯

個数:

『蝶々夫人』と日露戦争―大山久子の知られざる生涯

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 23時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120050527
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0073

出版社内容情報

大山久子は、旧長州藩士で明治政府の官僚となる野村素介の娘だった。東京女子師範学校付属高等女学校に学び、そこで幸田露伴の妹で、日本の西洋音楽受容を牽引したピアニスト兼音楽教授の延(のぶ)と親交を結ぶ。夫は旧薩摩藩出身の外交官、大山綱介。
夫の海外赴任に同行しプッチーニと知り合った久子は、世界的な大ヒット・オペラ『蝶々夫人』誕生に深く関わることになる。 一方、日露戦争で日本勝利の一因となる二隻の軍艦『日進』『春日』はイタリア製であり、アルゼンチンが発注したものだったが、その日本転売にあたっては、久子の夫綱介の功績が大きかった。 
西洋音楽と日本人の関わりがエピソード豊かに描かれる一方、世界の中で徐々に存在感を高めていく近代日本の姿が、大山綱介・久子夫妻の生涯から浮かび上がる。

萩谷 由喜子[ハギヤユキコ]
著・文・その他

内容説明

明治維新から150年、プッチーニ生誕160年。近代史に埋もれかけた大山綱介・久子夫妻の功績が、ヴィヴィッドな筆致で甦る。

目次

第1章 野村久子と大山綱介
第2章 軍艦
第3章 オペラ『蝶々夫人』ができるまで
第4章 軍艦争奪戦の英雄たち
第5章 日露戦争
第6章 三浦環の『蝶々夫人』への道
第7章 久子の後半生

著者等紹介

萩谷由喜子[ハギヤユキコ]
音楽評論家。東京都文京区生まれ。日舞、邦楽とピアノを学び、立教大学卒業後音楽教室を主宰する傍ら音楽評論を志鳥栄八郎に師事。専門研究分野は、女性音楽史、日本のクラシック音楽受容史。『音楽の友』『モストリークラシック』『ハンナ』の公演評欄を担当するほか各紙誌に執筆。随時放送出演。全国各地でクラシック音楽講座、レクチャーコンサートを開いている。ミュージックペンクラブ・ジャパン会員、山田流協会、日本三曲協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

和草(にこぐさ)

9
「蝶々夫人」の影にこれほどまでに日露戦争があるとは知らなかった。日本に対するプッチーニや諸外国の偏見をといた大山久子、見事に蝶々夫人を歌った三浦環が素晴らしい。 2018/06/09

takao

1
ふむ2021/12/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12645425
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。