あの頃―単行本未収録エッセイ集

個数:

あの頃―単行本未収録エッセイ集

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 21時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049682
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

没後25年を過ぎてなお、読む人に新鮮な驚きと喜びをもたらす武田百合子の、作品集に収録されなかったエッセイを纏めた決定版。

内容説明

没後25年を前に明らかになる、たぐいまれなる文章家の全貌。かたちにならぬまま遺された100余りのエッセイを収める、待望の作品集。

目次

1(一九七七~一九七九(受賞の言葉―武田泰淳『目まいのする散歩』野間文芸賞受賞にあたって;武田泰淳『身心快楽』あとがき ほか)
一九八〇~一九八四(ばんめし;晩春のお寺 ほか)
一九八五~一九八九(動物園の午後;西京元旦 ほか)
一九九〇~一九九二(還暦旅行;名刀で切りとったような景色―吉行淳之介『街の底で』 ほか))
2(私の風土記;テレビ日記;映画館;思い出すこと―芹沢〓(けい)介先生「十三妹挿絵集」に寄せて ほか)

著者等紹介

武田百合子[タケダユリコ]
1925(大正14)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒。50年、武田泰淳と結婚、夫の没後『富士日記』により、77年、田村俊子賞を受賞。竹内好と武田夫妻の三人での旅行記『犬が星見た―ロシア旅行』で79年、読売文学賞を受賞

武田花[タケダハナ]
1951(昭和26)年、東京生まれ。父は武田泰淳、母は武田百合子。写真家。90年、『眠そうな町』で、木村伊兵衛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

121
この作家の出版されているものは殆ど読んできました。「冨士日記」などなんど読んだことか。この本には今まで発表されてこなかったミニエッセイなどが収められています。時期がさまざまにわたっているので読んでいて百合子さんの全体像がわかるし、その人となりも表れているような気がします。2018/04/10

どんぐり

64
武田百合子全作品に未収載の100余りのエッセイ。富士北麓の山小屋での生活、書籍のあとがき、還暦旅行、「ある日。」で始まる日日雑記、テレビ日記や映画館の観客ウォッチと映画紹介など、バラエティに富んでいる。池袋文芸座「陽のあたらない名画祭」の紹介もあって、ずいぶんとなつかしい。『お湯』と題したなかに、こんな一文があった。「一日中、ほとんど家に籠って、本を読んだり、原稿用紙に向って咳払いなどしたりしていた夫が、寝ついたと思ったら半月余りで死んでしまったので、初七日、二七日、三七日と、そのことを順々に確かめてゆき2017/06/22

こばまり

58
少しでも長引かせたくてちびちびじれじれしていたが途中から一気呵成でもうだめだった。これからは好きな時に気の向いた頁を開いてそこから読むのだ。この本は宝物だ。2017/07/05

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

55
武田百合子さんの今までの著書に未収録だったエッセイを一冊にまとめた豪華本。表紙の百合の絵もキレイで眺めているだけでうっとりする。これを読んでしまったら、もう未読の百合子さんの作品は無いのだと思うと読んでしまうのがもったいなくて、なかなか読み始められず。読み始めてからも、もったいなさでゆっくり少しずつしか読めず。全編通じて、夫・泰淳氏の影が漂っている。亡くなった後も二人はずっと一緒だったのだ。2017/05/03

chanvesa

47
つまらなかったことに対しても、面白かったことと同じように、ていねいに理由を説明することの面白さ。そしてその裏付けとなるきらきらした感性。テレビ番組やポルノ映画に対しても、真剣なのかもしれない。忠臣蔵の畳屋さんが一杯出てくるところが好き(314頁)というのも面白い。350頁のワイドショー批判みたいなことも私も全くおんなじことを良く思う。何でひとつのニュースに何人もアナウンサーが出てくるのか、人が余っているんだろう。(妻に言うと、仕方ないでしょと怒られる。)2020/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11554864
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。