出版社内容情報
50歳のある日、難病中の難病・筋委縮性側索硬化症ALSに。視線入力装置で絶望と希望を叫ぶ。生きる勇気が光る渾身の闘病日記。
内容説明
大好きなうどんも食べられない。ディズニーランドも行けない。呼吸もできない。それでも僕は、前向きだ!家族と音楽を愛する男(53歳)が、ある日突然ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。「永遠の金縛り」のなか、“眼”だけで綴った衝撃の「難病ノンフィクション」!
目次
第1章 悪夢のオンパレード開演―発症からALS確定診断まで(ある夜、手が震えはじめた;一杯のかけうどんに泣く ほか)
第2章 拒絶と受容の日々―絶望の二〇一四年(残酷な難病とどう向き合うか;ついにiPhoneも使えなくなる ほか)
第3章 何かが大きく動きはじめる―ターニングポイントの二〇一五年(「笑う、つなぐ、生きる」覚悟を決める;恐怖の尿意 ほか)
第4章 まさかの展開―希望の二〇一六年(確定から三年。「障害者」と「障がい者」について;意識を失い、救急搬送される ほか)
第5章 ALS患者自身が語るALS―聖火ランナーの夢(あまり語られないALSのつらさ―プライバシー、かゆみ、痛み)
著者等紹介
藤元健二[フジモトケンジ]
1963年東京生まれ。神奈川県立多摩高等学校卒業。新聞奨学生制度を利用しての予備校生活を経て、慶應義塾大学商学部入学。専攻はマーケティング論。故村田昭治名誉教授に師事。大学卒業後、食品関連会社等に勤務。2012年筋萎縮性側索硬化症(ALS)発症。同年、同病で高校時代の同級生を亡くす。2013年11月診断確定。2015年2月胃ろう造設。2016年4月胃がん発覚。同年6月気管切開による人工呼吸器装着。現在抗がん剤による治療中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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