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インフラ・ストック効果―新時代の社会資本整備の指針

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  • サイズ B40判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784120047534
  • NDC分類 343.7
  • Cコード C0033

出版社内容情報

本当に「公共事業はムダ」なのか?とかく見落とされがちなインフラのストック効果に着目し、めざすべき経済社会のビジョンを示す。

内容説明

「見落とされてきた日本経済のエンジン」それがインフラ整備です。まさに生産性を上げるための公共事業が望まれています。

目次

第1部 見落とされてきた日本経済のエンジン(対談 太田昭宏(国土交通大臣) 冨山和彦(経営共創基盤代表取締役CEO))
第2部 インフラ・ストック効果―新時代の社会資本整備の指針(社会資本整備(インフラ整備)の本来的意味
社会資本整備の役割と評価
海外の社会資本整備政策
これからの社会資本整備のあり方)
第3部 インフラ・ストックのもう一つの意味―「質の高いインフラ」の海外展開(「質の高い」インフラとは何か?;海外には本当に「質の高いインフラ」へのニーズがあるのか?;潜在的なマーケット規模はどの程度か?;「質の高いインフラ」の国際展開をどう進めるか?)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuno

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国交省内の研究会が書いた、公共工事は、財政政策の乗数効果のようなフローの効果ではなく、インフラがもたらす生産性上昇のようなストック効果だ重要である、と主張する本。御説はごもっともと思う一方、無駄なものを今までたくさん作ってきた国交省がそれを言うか、とも思ってしまう。きっとこの本は、今まで色々なプロセスの中で歪められて不要なインフラをたくさん作ってきたけど、自分たちが本当にやりたいのはこういうことなんだ!と世間に訴えるための本だと考えると、冒頭に大臣の対談を持ってきたのにも深い意味があるのかな、と思ったり。2016/11/17

Shinji Oikawa

0
日本の土木業界というと、利権とか談合とか、公共工事の発注そのものを連想しがちだけど、作るインフラをちゃんと評価してよ、みたいな話。当たり前のことだけど、確かにそういう認識をもっと共有した方がいいと思う。2016/06/08

Ohe Hiroyuki

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インフラ政策研究会(=国交省有志)によって書かれた一冊。「ストック効果」をキーワードに、公共政策の効果の側面に焦点を当てて論じられている。 ▼経済理論にも触れ、なるだけ丁寧に解説しようとしており、公共経済学入門の本との性格も有している。この分野のエントリー本としてはお勧めである。▼ただし、いくら丁寧に解説してあっても、(私も含め)経済学初学者からすれば、少々頭がこんがらがるかもしれない。▼コンパクトにまとめられていて気軽に読める。気軽に読める本は気軽には作れないので、著者の熱意を感じる一冊である。2015/10/31

ゆーみん

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低成長時代になって久しい日本において、新たな社会資本の蓄積によるストック効果はあまり期待できないように思う。であるから、それよりもこれまでに発現されたストック効果を守るべく、老朽化した社会資本に対して重点的に投資を行う方向に舵を切るべきだと思う。2015/10/16

templecity

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インフラ投資は一見無駄な投資に思われるかもしれないが、物流効率化、安全確保という効果が見込まれることから、国や生活を発展させるためには必要なことである。 2016/03/26

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