光文社文庫 南紀殺人事件

内田 康夫【著】

光文社（2024/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 256p／高さ 16cm
• 商品コード 9784334102739
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

和泉は大学の同僚・松岡から、学生達が、江戸時代に禁止された宗教行事を再現するというので、一緒に来て欲しいと相談をうける。気乗りはしないが、しきりにすすめる松岡と、和泉の妻・朝子の説得に折れ、那智勝浦まで出かけることになった。しかし、その行事を再現する最中に、殺人事件が起きてしまうーー！（「還らざる柩」）
大学教授・和泉とその妻が南紀で遭遇する３つの事件。
旅情、歴史、ミステリーをご堪能あれ。

内容説明

和泉は大学の同僚・松岡から、学生達が、江戸時代に禁止された宗教行事・補陀落渡海を再現するので、一緒に来て欲しいと相談をうける。気乗りはしないが、松岡と、和泉の妻・麻子の説得に折れ、那智勝浦まで出かけることになった。しかし、行事を再現する最中に、殺人事件が起きてしまう―！（「還らざる柩」）旅情、歴史、ミステリーの融合をご堪能あれ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hiroyuki]

久し振りの内田康夫作品。 和泉夫妻の活躍する短編を綴じ合わせた作品で、それぞれが変則的に浅見光彦シリーズとして刊行されています。 内田康夫氏が亡くなってから既に6年なのですねぇ… 最近の書店、内田作品を置いているところが本当に減りました。 10代の頃に自分を本読みへと導いてくれた作家であり、浅見光彦からも多大なる影響を受けた身としては寂しい限りです。 まだ何冊か未読の作品もありますが、一度初めから読み直してみるのも悪くないかもしれません。

2024/07/21