内容説明
プロ野球公式戦の始球式で投げ、さわやかな水彩画も描き、数多くの難事件を指揮した―雑文から選別した原稿に加筆・修正を施し、検事長当時「法曹」に寄稿したものなどとを併せ、一冊の本にまとめた、多彩で異色の元検事長のエッセイ集。
目次
第1部(ウグイス嬢雑感;捜査のレシピ;ノミ屋の協力者;弁護士浪花太郎;ホームレスと住所;幼児の引き渡しを巡る紛争と人身保護法;税務訴訟の話;行政刑罰法令の落とし穴)
第2部(落合監督のサインボール;一枚のポスターから;言上と午餐;日本の外国人留学生;ワンフレーズ;水彩画を描く;浅井忠と漱石;阪神淡路大震災;ダブルブッキング;今、伝えたいこと)
著者等紹介
中尾巧[ナカオタクミ]
1972年検事任官。法務省訟務局租税訟務課長、大阪地検特捜部副部長・刑事部長・次席検事、法務省入国管理局長、大阪地検検事正、札幌・名古屋・大阪各高検検事長等を歴任。2010年弁護士登録。現在、弁護士法人淀屋橋・山上合同顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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