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江戸看板図聚

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784120044700
  • NDC分類 384.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

江戸風俗画研究の大家が精確に復元した看板画、一〇〇〇余点
知恵をしぼった判じ物や見立てなど、
多彩な意匠がよみがえる―

看板にまつわる当時の資料を中心にした解説
実際に看板がつかわれた状況がわかる挿絵入り
図版一点毎に出典を明記。広範な参考文献は巻末に付記

本書の特徴
一、江戸風俗画研究の大家、三谷一馬が生前描き続けていた、江戸時代の看板画。浮世草子や黄表紙をはじめ、広範な資料をもとに復元した精緻な図版一〇〇〇余点を贅沢に収載しました。
一、木・紙・漆・箔・鉄など様々な素材。あるものは力強く堂々と、またあるものは流麗な達筆で綴る文字。頓知をきかせた判じ物……等々、文献資料だけではつかみにくい職人たちの意匠の精華が甦ります。一、江戸風俗研究の参考資料として、文献・小説を読む際の一助に、一般読者から専門家まで、江戸時代の庶民生活に関心を寄せるすべての方の要望に応えうる、かつてない図聚です。江戸時代の庶民の持つ洒落気や頓知などを見事にデザイン化した看板の世界をお楽しみください。

内容説明

錦絵、浮世草紙、黄表紙等々、豊富な資料をもとに描かれた看板のいろいろ。元禄から昭和まで庶民の生活に寄り添いつつ伝統文化を継承して芸術品に仕上げた、しゃれた三谷一馬の世界を堪能しよう。

目次

看板屋



見世物






著者等紹介

三谷一馬[ミタニカズマ]
明治45年(1912)、香川県高松市に生まれる。東京美術学校日本画科卒業。挿絵の分野で活躍ののち、江戸風俗の資料画を描くことに専念する。日本文芸家協会、江戸を語る「江戸会」に属した。昭和63年、吉川英治文化賞受賞。平成17年(2005)6月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
味があって、いいですね2019/11/04

ipusiron

1
P264 鍵屋の看板、P265 錠前屋の看板2013/03/10

フラボノ

0
様々な江戸時代の看板が載っている。魚屋の看板がゆるキャラで好き。あと海苔屋の看板が図案的に好き2025/04/21

めっちー

0
江戸時代の看板を著者が写し取った画集で、色々な種類の看板絵がある。著者が書いた、看板と周りの風景を写し取った絵もあるが、そこから時代の空気も感じられる。様々な浮世草紙や写真等から集めて描き写した著者の情熱が伝わってくる力作。くずし字がルビが振ってなくても、読めるようになりたい。ただ看板を描くだけではなく、形にも工夫を凝らしたり、絵も描いたり、目立つ為に工夫した江戸時代の人々の努力の跡が伺える。筆、合羽、団扇等を型どった看板があるのがまた面白い。綿帽子、髪付油、茶ふくさ等色々な物が売っていたのがよくわかる。2016/09/21

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