ランボーの言葉―地獄を見た男からのメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120043581
  • NDC分類 951
  • Cコード C0098

内容説明

生きることに渇いていたランボー。「絶対的なもの」を求めて、あるいは詩を書き、あるいは金銭を求めた。だが、言葉は彼を裏切り、金銭は彼の命を縮めた。詩と書簡の中から選りすぐりの言葉を贈る。

目次

1 自由と幸福
2 地獄
3 見た、十分に。
4 砂漠

著者等紹介

ランボー,アルチュール[ランボー,アルチュール][Rimbaud,Arthur]
1854‐1891。詩人。フランス北東部シャルルヴィル生まれ。16歳の時、新任の詩人教師の影響で文学に目を開かれる。家出、放浪を繰り返しつつ、詩作。当時の文学者らは、早熟の天才詩人に衝撃を覚えた。ただ、20歳過ぎには詩を放棄してしまい、以後、ヨーロッパやアフリカ各地を転々とする。1891年、マルセイユで死去。37歳だった。現代詩の一つの源流として、多大な影響を及ぼしてきた。現在も信奉者が多い

野内良三[ノウチリョウゾウ]
1944年(昭和19年)東京に生まれる。東京教育大学文学部仏文科卒。同大学院文学研究科博士課程中退。専攻、フランス文学。静岡女子大学助教授、高知大学教授を経て、関西外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひろゆき

2
ランボーの言葉のいくつかを取り上げ、それに著者が注釈・コメントを加えたもの。見開きで、その双方が読める体裁がよい。約語が文庫本で普通に読めるものとは違うので多少戸惑うが、かつての感動を呼び起こされた。『地獄の季節』や『イルミナシオン』だけでなく、詩を捨て去った後のアフリカでの商人時代の言葉も多数掲載され、詩だけ読んでいた私には興味津々。あらゆるものを疑うことを徹底するため、感覚の惑乱に突き進む十代の詩人の早熟と冒険。2015/01/13

月と星

0
★★★残念ながら、あまりピンとこなかった。若さが緊緊と感じられる。中原中也を思い出した。副題の『地獄を見た男からのメッセージ』って、有吉じゃないんだから。2012/06/14

kuwagata

0
アルチュール・ランボーについて本書でおさらい。むかし小林秀雄訳を読んでシビレたのを思い出しながら。2012/04/21

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