中国古典からの発想―漢文・京劇・中国人

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120041488
  • NDC分類 222.004
  • Cコード C0095

内容説明

漢文と京劇と歴史キャラクターを手がかりに、中国人の本音と中国社会の機微を洞察する。

目次

序に代えて―学問とは何か
第1章 今こそ漢文力を
第2章 漢字文化と日本
第3章 北京三千年史を彩る八人
第4章 おかめはちもく京劇論集
第5章 中国キャラクター列伝
第6章 日中交流秘話
第7章 中国語探検隊
あとがきに代えて―古典とは何か

著者等紹介

加藤徹[カトウトオル]
1963年、東京に生まれる。東京大学文学部、同大学大学院で中国文学を専攻。広島大学総合科学部助教授等を経て、明治大学法学部教授。専攻は京劇史。著書に『京劇「政治の国」の俳優群像』(中公叢書、サントリー学芸賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひろゆき

2
様々なところに書いたものをまとめたらしく、文化コードの違い、京劇、中国古典のキャラクターなど幅広く述べている。ただ私たち日本人の言語に、通奏低音のように漢字を含めた中国文化があるため、これは単なる雑学にはとどまらずと、読了の満足感、大。漢詩の訓読み下しが日本でなぜ始まり,今も続いているのか、それが日本の中間実務層をつくり、明治維新にも貢献したのか、なるほどの視点。漢詩は同音異義語が多く意味を比定する冗長性がないため、中国人でも聞くだけでは五割程度しか理解していないとか。安心しました。 2018/03/11

(ま)

0
中国古典に関するエッセー集・・・半分くらい京劇 賑々しく派手な京劇は苦手だが、著者推しの梅蘭芳の芸は見てみたい2025/06/30

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