内容説明
いよいよアラフィー&おひとりさま、素直に泣いたり笑ったりしたい。心の「鮮度」を保つのが、いちばんのアンチエイジング。
目次
悩ましきアンチエイジング
健康管理していても
少し太めでちょうどいい?
持病いろいろ
忙しくても検診
胃カメラを飲む
ピロリ菌退治
痛がりでいいみたい
便はお便り
どっちで備える?〔ほか〕
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。同年代のがん体験者と「希望の言葉を贈りあおう」を合言葉に「HOPE★プロジェクト」を発足(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
37
岸本さんは40歳で癌を患い、告知からその後までそれぞれ本にされている。現在では、俳句やエッセイ、ラジオなど忙しく活躍される素敵なお姉さまだ。おひとり様ゆえの悩みや楽しみがつめこまれたこの本はとても好感が持てる。というのも、岸本さんの文が解りやすく丁寧で簡潔だと思うから。健康から食べ物の事、好きな本まで幅広く楽しめた。2015/12/11
じゅき
35
エッセイ集ですが、いろんな雑誌に掲載されテーマもいろいろで統一感がない感じがして。。。岸本さんが大病になり生き方、考え方に共感です。2014/02/23
ミナコ@灯れ松明の火
14
つぎはぎで無理やり1冊にまとめました的印象は否めないけれど、それぞれを単品で見れば頷けるところも多くあったり、紹介された本を読みたくてたまらなくなったり楽しかったと思う。機嫌よく生きるための努力を惜しまないことが、岸本さんの魅力の秘密なのだなあ。2011/04/04
伶夜
12
自分の文章を客観的に見る、読む側の視点を持ちながら書く習慣(本文より)2019/02/04
nizimasu
8
岸本葉子さんのエッセイのよさは身辺雑記に尽きるがここまでどうでもいい日常や心象風景を文章にしてしまうのかと驚くことがある。体重が減ったというだけのエッセイもあれば、腸閉塞に何度もなって…というエピソードを繰り返して読んでいくと岸本さんはガンになったしお腹のエピソードが出ると腸閉塞になっての話が連想されていく。最近のブームの俳句かなとか不思議な著者さんだ。群ようこさんの小説に触れた部分では、そこから森茉莉さんの話になっていって女性のおひとりさまのありようをかいま見た気がした。あと酒井順子さんなんかもそうかな2015/08/26