出版社内容情報
一教師として六一年を生き、丸谷才一、野坂昭如らの著名人をはじめ多くの生徒から慕われた植村清二の生涯を、格調高くつづる。
目次
最終講義
第1部 日本一の授業(歴史好き;生い立ち;上京 ほか)
第2部 生きるために学ぶ(寒冷の新潟へ;終戦、そして妻の死;新潟の友人・知人 ほか)
第3部 教師はなにを教えたか(桜台の家;息子の結婚;孫の誕生 ほか)
著者等紹介
植村鞆音[ウエムラトモネ]
昭和13年、愛媛県松山市生れ。昭和37年、早稲田大学第一文学部史学科卒業後、東映株式会社入社。昭和39年、株式会社テレビ東京に入社。平成6年、同局常務取締役。平成11年、株式会社テレビ東京制作代表取締役社長。現在、株式会社ハーバー研究所監査役、DACグループ顧問ほか。平成18年に『直木三十五伝』(平成17年文藝春秋)で尾崎秀樹記念大衆文学研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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