目次
私のプラド美術館
名画に隠れた七つの謎を解く!
描かれた場の秘密を探る
時代背景を読む
計算された光と色を感じる
登場人物を想う
構図に秘められたメッセージを読む
技法を知る
隠れたテーマを読み解く
マドリードを歩く
著者等紹介
薮野健[ヤブノケン]
1943年名古屋生まれ。画家。二紀会理事。早稲田大学芸術学校教授。早稲田大学大学院文学研究科美術史修了。1970~71年、マドリード・サン・フェルナンド美術学校プロフェソラードで学ぶ。安井賞展佳作賞、二紀展文部大臣賞などを受賞。武蔵野美術大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
87
20年振りに訪れる予定のプラド美術館。プラド美術館に魅せられ、マドリードの美術学校で学んだ著者が、プラドの名作を模写しながら感じたことを7つの名画の謎に章立てて紹介している。2006年発行とやや古いが、作品は王室コレクションであるため現在でもあまり変わりはないはず。なんと言ってもベラスケス、スルバランス、グレコ、ゴヤだけでなく、ヨーロッパの名作を国王や宮廷画家がセレクトした作品ばかりなのでどの絵画も素晴らしい。フェリペ4世のベラスケスへの信頼は理解できるが、フェリペ2世のヒエロニムス・ボス愛は謎である。2024/08/30
しろちさ
3
充実の解説でよかったけど、タイトルの「謎を解く」をもう少し期待してしまっていたなぁ。2018/05/23
takao
2
ふむ2022/05/29
ネオ
1
プラド美術館への愛を感じます。美術作品についての解説も、とてもリアリティがあり、さすが画家ならでは。有名な作品もあまり知られてない作品もあり楽しめました。2015/03/22
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- 和書
- 忍法関ヶ原 文春文庫