韓流、純愛、初恋病。―喪失感を抱いて生きること

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120036798
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

出版社内容情報

「冬ソナ」「セカチュー」「今会い」「電車男」そして「四月の雪」。純愛ものの系譜を気鋭の脚本家が読み解く。キーワードは初恋シンドローム。

内容説明

「冬ソナ」「セカチュー」「電車男」から最新作「私の頭の中の消しゴム」「四月の雪」まで“韓流”と“純愛”の泣ける理由を読み解く。

目次

第1章 “初恋病の人”たち1―「冬のソナタ」と「秋の童話」と“赤いシリーズ”
第2章 不倫という“復讐愛”は可能か―ペ・ヨンジュン主演作「四月の雪」と「スキャンダル」
第3章 “後片づけ”と“六週間の恋”―「世界の中心で、愛をさけぶ」と「いま、会いにゆきます」
第4章 “初恋病の人”たち2―「電車男」と「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」「僕の彼女を紹介します」
第5章 “認知症の人”を愛せるか―「きみに読む物語」から「私の頭の中の消しゴム」へ
第6章 トゥルー・ストーリー“初恋病の人”―「愛と死をみつめて」のその後

著者等紹介

小林竜雄[コバヤシタツオ]
脚本家、文芸評論家。1952年東京生まれ。早稲田大学文学部在学中より雑誌等に映画のコラムを執筆。78年、脚本『もっとしなやかに、もっとしたたかに』で第4回城戸賞に準入賞し、翌年日活で映画化される(藤田敏八監督)。以後、桃井かおり、山口百恵、松田聖子主演の青春映画を手がける。主な映画作品に「もう頬づえはつかない」「ホワイト・ラブ」「マイ・ロード」、テレビ作品には「オトコの居場所」「胸さわぐ苺たち」「乳房再建」などがある。早稲田大学文学部講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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