内容説明
孤高にして慈愛に満ちた精神の内奥に光を当てる画期的評論。
目次
第1章 遍歴の跡を尋ねて(出生と少年時代;名主見習役の出奔 ほか)
第2章 書の気と力(書家をきらう気位;筆蝕は全身的な力技 ほか)
第3章 情感あふれる和歌(歌ごころのめざめ;国上山の文芸サロン ほか)
第4章 詩にこめられた思想(自筆詩集のテキスト;平仄・押韻を無視する ほか)
第5章 宗教をめぐる重層性(絶望の十字架;子どもと手まり遊び ほか)
著者等紹介
松本市寿[マツモトイチジュ]
1936年、鳥取県に生まれる。日本大学法学部新聞学科卒業。出版社勤務を経て現在は全国良寛会常任理事、東京良寛会副会長
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