中公叢書
iモード社会の「われとわれわれ」―情報倫理学の試み

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120032578
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C1030

内容説明

ケータイで連絡するのが「われ」、ケータイ仲間が「われわれ」、それ以外のすべての人は「かれら」…。情報の氾濫に比例して、内的世界が狭窄化する現代、既存のアイデンティティとコミュニケーション、人と社会の関係はどう変わるのか。

目次

第1章 情報化社会のパーソナル化(情報機器の日常的浸透;遠隔存在と近接存在;we‐dentityとしてのi‐dentity;なりかわる「われ」 ほか)
第2章 ネット社会における「われ」の融解状況(「われ」と「他者」の融解;we‐dentityのなかのi‐dentity;i・my‐dentityとi・we‐dentity;見せないわれ・見せつけるわれ ほか)

著者等紹介

小原信[オハラシン]
1936年、神戸市生まれ。国際基督教大学教養学部、東京大学大学院を経て、62‐66年、Yale大学大学院留学。66年Ph.D取得。70年、和辻哲郎賞受賞。現在、青山学院大学教授。倫理学、現代思想専攻
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感想・レビュー

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レイナ

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情報化、マニュアル化。個人が完全には自立しないひと任せのi-we社会・日本において、それは致命的ともいえる傾向である。現状が「平和にみえるけどどこかおかしい…」と思う方はこの種の本を読んでみるといいかも知れない。2009/09/07

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