内容説明
司馬遼太郎が“書いたこと”“書かなかったこと”“書けなかったこと”。TV番組「『竜馬がゆく』の世界」を作った新世代の評論家による渾身の画期的評伝。
目次
第1章 「竜馬がゆく」誕生秘話
第2章 「武士」とは誰なのか
第3章 「坂の上の雲」と「明治後期国家」
第4章 幻の小説「小説・ノモンハン」の挫折―太平洋戦争とは何だったのか
第5章 「ひとびとの跫音」に隠された思い
第6章 「ベトナムから考える」ことの意味
第7章 空海からオウム真理教へ
第8章 ユートピアはどこにあるのか
著者等紹介
小林竜雄[コバヤシタツオ]
脚本家・文芸評論家。1952年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。78年、脚本「もっとしなやかに、もっとしたたかに」が第四回城戸賞に準入賞し、翌年にっかつで映画化(藤田敏八監督)される。以降は脚本家として活躍。早稲田大学文学部講師も務める
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