出版社内容情報
自分を食べようとしたきつねに恋をしたうさぎ。きつねに告白し、戸惑われながらもグイグイ距離を縮めていく。しかしある日、きつねが小動物を捕食するところを目の当たりにし、草食動物の本能が働いてその場から走って逃げてしまい――。果たして食うものと食われるものは共に生きることができるのか。そのほか、人間と暮らす家うさぎ、沼の外を見てみたい鯉、広い世界を目指して飛ぶカラスなど、愉快な仲間たちも登場！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いぼいのしし
21
かわいいモフモフと綺麗事だけでは生きていけないきびしい現実がイイ感じに混ざり合っていて好きだ。2025/04/13
かなっち
5
異種同士の愛と友情の物語、第2巻。前巻同様、優しいきつねさんと一途なうさぎさんに癒されて、とっても清々しい読後感でした。と書きつつ、優しいだけではなく、弱肉強食や天敵による厳しい現実にも直面して、色々考えることにもなりましたが。それでも、それらさえも乗り越えて、一緒にいることを選んだ2人が尊いのです。彼ら以外にも、夢を諦めなかったコイさんと、その夢を叶えるために協力してくれるカラスさんにもホッコリしました。次巻でも、たくさんの心温まるエピソードが待っているのかと思うと、既に楽しみで待ち切れませんね。2024/11/17
いなぴのすけ
3
四コマ漫画の形式なのだけれども、構図や躍動感が凄かったです。 基本的にはゆるい動物キャラの異種間交流のお話しなのですが、うさぎさんの真っすぐな気持ちに心を揺さぶられました。 次巻も楽しみです。2024/10/26
碧海いお
2
ウサギとキツネ以外にも登場人物が出てくることに。人間、コイ、カラスなど。 結局はゆるい方向に。2025/07/23
中津ゆか
2
相変わらずにぎやかだと思いきや、まさかのしょんぼりな時も、１巻よりも喜怒哀楽が多かった２巻だった。2024/11/03
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