出版社内容情報
1999年、それはノストラダムスが人類滅亡を予言した年。 空前のオカルトブームにのり、三流オカルト雑誌の編集者・犬吠埼はカメラマンで霊感のある浅間を伴って奇妙な事件ばかりを取材していた。浅間の霊感に引き寄せられるように二人は恐ろしい怪奇現象に遭遇していくが……。一方、2023年の現代では年老いた浅間のもとに犬吠埼の事を調べる人物が訪れる。禁忌に触れる最恐ホラー開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねむたろ@積読強化月間!!
5
一話目、ホラーとして完璧な導入で良~~~~~~ッて感じだ…いずれこうなるを提示された状態でヒロインを見続けるのめっちゃしんどいし気が気じゃないな!?!?!?どの話もゾクリと出来ていいです。続きが楽しみすぎる…2024/04/13
真夏日和
4
めちゃくちゃ好み! ホラー小説ばっかり読んでたけどホラー漫画も当たりがある! ニクバミホネギシミがなんなのか2巻楽しみすぎる! 作品の構成もよい。 犬吠埼さんが最初に亡くなってる叔母さんだとわかるまでドキドキする。 絵の感じも怖さを強調しててよいですね。 民俗学ぽさと都市伝説が絡み合ってて絶対2巻も買います!!2024/04/17
Mark.jr
3
とにかく思わず単行本を買ってしまうぐらい、一話の引きが見事過ぎました。怪異の禍々しさも、また良しです。2024/04/28
ゆーや
3
怖い最高~! パレゴリックと澤村伊智でぜひ対談してもらいたい2024/04/25
ドント
2
99年、世紀末とノストラダムスに沸く日本。オカルト記事を送り出す犬吠埼と霊感のあるカメラマン浅間が遭遇する、手に負えない諸々の怪異。ありていに言えば民俗学的ホラーとSCPを混ぜた……となろうが、この漫画はまず第一話からひと捻り加えてある。さらに怪異のビジュアルがグロテスクで素晴らしい。多眼、集合体。蟲、毛などをゴンゴン投入したヤバいモノドモが呵責なく投入され、神経質な絵柄と合わさって至上の異形。ホラーMやサスペリアで育った私もエビス顔。いわばゴールが決まっている物語で、さてこれからどうなるか……2024/04/20