出版社内容情報
1946年にとある島で生き残りを発見。その後、繁殖や遺伝子操作によって、現代に再生されることとなった恐竜。圧倒的存在として人々を魅了してきたが、今ではブームはすっかり下火に。その原因となった「江の島ディノランド」で起きた“事故”の真相が海堂の口から明かされ――。すずめはトロオドンの赤ちゃん飼育やおばあちゃんティラノサウルスのお誕生日会など、研修で大奮闘!「もしも」を叶える恐竜飼育物語、待望の第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
アロサウルスのメスの目の上が赤いというのは、最近よくある復元の色なのかしら。私が子供のころはオレンジと青のシマシマが虎みたいだったんですよね~。ティラノの下あごの神経が鋭い触覚センサーだった、という最近の説も紹介されていますが、集団行動でのコミュニケーションに使っていた説で見たかったな~。2023/04/21
しぇん
17
KindleUnlimitedで。過去の事件が明かされましたが思ったより大したこと無かったですが、これで結果自殺に……?、と。距離感の間違いのせいで研究者が自殺までのバッシングや恐竜人気落ちるのか?と疑問が結構残ってしまいました2023/04/05
のれん
8
恐竜の生態はかなり現実の肉食哺乳類を参考にしている。現実の大型小型の肉食恐竜の狩りは、ライオンを参考しているので、チョイスとしてはアリだろう。 『ジュラシック・パーク』の計画が成功した世界観。もちろん劇中の事件は深刻だが、恐竜もまた大型動物であることに変わりないリアリティが描写されている。 特に体重と構造からして、肋骨のケガに弱いのはなるほど、と感じた。 しかし現実同様、飼育員は大変だ。世話をする責任感とやりがい。ペットですら怖くて飼えない個人的には、人間でない命とのやり取りは、未知と羨ましさを覚える。2022/08/09
にゃむこ@読メ13年生
8
江ノ島の恐竜園ディノランドの新人飼育員・すずめ。初めての担当恐竜となるトロオドンの赤ちゃん飼育、園のアイドル的存在、おばあちゃんティラノサウルス・花子のお誕生日会など、研修で大奮闘。巻末ではようやく3ヶ月の研修期間が終了し、次巻からは担当決めのため、種別ごとに別れた部署にひと通り体験するらしい。まだ見ぬ先輩たちや恐竜たちと上手くやって行けるのか、すずめの成長や恐竜の登場が楽しみだ。2022/04/24
かなっち
4
いくら仲良くなっても、恐竜は人間とは違う生き物。イチゴの悲しい事件では、某動物園での事故を思い出しました。そして、赤ちゃんはどんな生き物でも可愛いですね。恐竜の場合は、小さくてもパワーが半端なくて、育てるのは大変そうですが。そして、花子誕生日おめでとう。おばあちゃんといえど、その大きさ故迫力は全く落ちてませんね。そんな花子がいるディノランドが楽しそうで、架空なのに行ってみたくて仕方ありませんでした。2022/05/01
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