内容説明
2008年6月7日、京都文化博物館で行われた中古文学会関西部会主催「源氏物語千年紀記念シンポジウム 大島本源氏物語の再検討」の成果であり、現在の源氏物語の研究・享受の基本となっている。大島家旧蔵本源氏物語についてのまとまった研究として画期的な書。源氏物語研究者、中古文学研究者必読の一冊。
目次
大島本源氏物語の写本学研究
本文研究と大島本に対する15の疑問
「大島本源氏物語」に関する書誌学的考察
二つの定家本源氏物語の再検討―「大島本」という窓から二種の奥入に及ぶ
大島本源氏物語の本文成立事情―若菜下巻の場合
源氏物語大島本の位置
著者等紹介
藤本孝一[フジモトコウイチ]
1945年生まれ。龍谷大学客員教授
加藤昌嘉[カトウマサヨシ]
1971年生まれ。法政大学准教授
佐々木孝浩[ササキタカヒロ]
1962年生まれ。慶應義塾大学准教授
加藤洋介[カトウヨウスケ]
1962年生まれ。大阪大学准教授
片桐洋一[カタギリヨウイチ]
1931年生まれ。大阪女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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