出版社内容情報
友情編か真実編か――。坂本が織田との決闘を選んだ世界を描く、Dark真実編。坂本は一人で織田の元へ向かい、人質にとられた輝夜と上杉の救出へは吉良とヒミコが臨む……。坂本の選択により、それぞれの登場人物の行動は、友情編のそれとは大きく変化していく――。現実を受け止め、戦いを選んだ末の結末とは。爆殺遊戯の果てに生き残るのは誰だ!?
井上 淳哉[イノウエ ジュンヤ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
72
遂に完結!マルチエンディングなので、もう一つのエンディングもあるようです。さて、織田に勝負を挑んだ坂本は、織田との死闘を引き分けにして終わらせます。織田と坂本の因縁も明かされ、小さなことに拘っていたんだなあと。勝者として選ばれた3人は意外な人物。またシュバルツァーの娘として、ヒミコが該当したけど、取ってつけたような設定。組織としても崩壊し、世の中は幸せになった…という終わり方。まだヒミコの戦いは終わらない、と良い締め方をしていました。TPSの漫画化した作品として、面白かった作品ではないでしょうか。2019/12/01
MERLI
10
マルチエンディングの片割れDark編ですね、なるほどこれが作者が描きたかったモノかと、そういう風に感じました。リアリストな考え方というか、坂本の考え方が一番現実的で究極の自己犠牲だと思う、なんなら弱い心を持つ日本人らしい考え方とも思う。ゲーム終了時に黒幕が倒されるというのは創作物らしい演出だなと、黒幕が死ぬ事も一種の「サービス」でしょうか、これにて一件落着とも言える終わり方でしたね。最後まで救われなく、その中で生きる意味を持たざるを得ない、そんなどうしようもない現実を垣間見た気がする。2022/03/26
カラシニコフ
9
8ページべたはやりすぎだと思うけど、終わり方的にはこっちの方が好きかな。 ★★★☆☆2018/08/17
capeta
4
ヒミコ勝利。次のライト編との違いが楽しみ。2018/11/21
チューリップ
4
織田と戦う事を選んだルート。こっちの方が色々真実が分かって組織を壊す事に成功していたり本当の終わりなんだなって感じがする。映画みたいな終わり方だなと感じる。ヒミコの本名って前にも出て来たか忘れてしまったけど親の正体にはびっくりした。友情編の方では普通にガキ呼ばわりだったのにこっちには吉良がその場にいないからかサイコパスのガキ呼びしていて織田でも気を使ってたのかなとなんか面白かった。あと上杉が最後まで残れるとは登場した当初は思いもしなかった。黒ベタ8ページの原稿料は貰っていないってコメントに笑ってしまった。2018/10/25