新潮日本文学アルバム
泉鏡花

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  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106206221
  • NDC分類 910.268

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

252
鏡花といえば、金沢、浅野川などというステレオタイプな印象で語ってしまいそうになるが、彼が郷里の金沢にいたのは17歳まで。その後は一時的な帰郷はあっても、基本的にはずっと東京暮しである。たしかに、鏡花には荷風とはまた違った意味で、喪われた江戸情緒の体現者という側面もあって、これがまたよく似合っている。本書に収録された写真も、和服姿のものが多い。というか、大半はそうである。やはりある種のダンディストであったのだろう。また原稿もたくさん残されているが、これまた毛筆で書かれている。ここにもまた鏡花流の美意識が⇒2025/08/08

零水亭

14
病床の師・紅葉が二六新報に載った鏡花の「薬草取」に添削したのをみてほろり。手元の「鏡花短篇集」(岩波文庫・緑)所収の「薬草取」で鏡花がこれをキッチリ反映させているのを確認して、またほろり。2024/05/12

脳疣沼

3
見るからに神経質そうな顔をしている。しかし今ひとつどんな性格だか分からない。芸妓を嫁にするとか、なんか意外なのだが、どんな人だったのだろう?知人の結婚式における集合写真で一人だけ明後日の方向を向いているのには笑ってしまった。やはり相当な変わりものである。2014/09/10

アイちゃん

2
具体的な「水」という物質を、抽象的な「水」として作品に登場させる。その技法を紐解くヒントになった図書でした。2012/01/06

misui

2
写真と資料で見る鏡花評伝。まあ奥様がきれいだとか先生ちょっと線が細すぎるとかミーハーな興味に応えてくれる写真集です。ゆかりの人や場所、原稿や初版本の写真も充実してる。火鉢の前で兎の玩具を手にしてほっこりしている先生の姿が素敵である。「いろはの徳はむりやうなり。つかふときは、たいせつに。」2010/10/03

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