出版社内容情報
“なぜ”や“法則”ではなく“事実”を――。古代から幕末までを一気呵成に論じる、再入門にはうってつけの一冊。
“なぜ”や“法則”ではなく、“事実”を追究するべし! 「聖徳太子のどこが凄いのか?」「徳川時代はやっぱり“停滞”」「攘夷思想=現代の排外主義」などといった著者の歴史観のもと、古代から幕末までを一気呵成に論じる。
内容説明
歴史は、偶然と必然のからみ合い。無理やり“法則”を見出すのではなく、とにかく“事実”を追究するべし―。そんな著者の歴史観のもと、古代から幕末までを一気呵成に論じる。「古代のことを“なぜ”と問うな」「聖徳太子のどこが凄い?」「烏帽子はいつから消えたのか」「信長が将軍にならなかった理由」「徳川時代は“大いなる停滞”」「攘夷思想=現代の排外主義」…。何度学んでも楽しい、日本史再入門にはうってつけの一冊!
目次
第1章 わからないことだらけの古代
第2章 天皇にならなかった藤原氏
第3章 平氏と平氏(北条氏)が戦った
第4章 北条氏が将軍にならなかったのも偶然である
第5章 南北朝時代は忘れられつつある
第6章 足利幕府はかなり軟弱であった
第7章 日本人が知りすぎている織田豊臣時代
第8章 徳川時代はやっぱり停滞である
第9章 「攘夷」が明治維新を成功させた
著者等紹介
小谷野敦[コヤノアツシ]
1962(昭和37)年生まれ。東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了。学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古古古古古米そっくりおじさん・寺
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ちさと