出版社内容情報
池澤夏樹、内田樹、橋本治など、すぐれた読み手たちの案内で聖書の魅力に迫る。苦手な人のための聖書入門。
なるほど。そう読めばいいのか! 池澤夏樹、内田樹、橋本治、吉本隆明など、すぐれた読み手たちの案内で「史上最大のベストセラー」の魅力に迫る。「何となく苦手」という人のためのぜいたくな聖書入門。
内容説明
「史上最大のベストセラー」には、何が書かれているのか―。旧約と新約の比較やその成立背景、「新約聖書の個人全訳」という偉業に挑む聖書学者の格闘の歴史、作家や批評家がひもとく文学や思想との関係など、さまざまな読み手の導きを頼りに聖書に近づけば、二千年以上にわたって生きながらえてきた、力強い言葉の数々に出会うことができる。「なんとなく苦手」という人にこそ読んでほしい、ぜいたくな聖書入門。
目次
1 聖書ってどんな本?(山形孝夫)
2 読み終えることのない本(池澤夏樹)
3 旧約聖書は意外に新しかった(秋吉輝雄)
4 レヴィナスを通して読む「旧約聖書」(内田樹)
5 神を信じないクリスチャン(田川建三)(聞き手・湯川豊)
6 聖書学という科学(山我哲雄)
7 旧約的なものと新約的なもの(橋本治)
8 マタイ伝を読んだ頃(吉本隆明)
9 聖書を読むための本(山本貴光)
著者等紹介
田川建三[タガワケンゾウ]
新約聖書学者。1935(昭和10)年東京都生まれ。ゲッティンゲン大学、ザイール国立大学、ストラスブール大学、大阪女子大学などで教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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