出版社内容情報
度重なる債務危機と首脳のドタバタ劇……混乱の本質を探る現地最新レポート。ビル・エモット氏推薦!
国家エゴ、隠れ債務、移民排斥……混迷の果てに――。度重なる債務危機と繰り返される首脳のドタバタ劇。「大欧州」という理想はもはや崩壊の途に……その混乱の本質を探る現地最新レポート。ビル・エモット氏推薦!
内容説明
2009年のギリシャに端を発し、もぐら叩きのように繰り返される債務危機と、「too little,too late(少なすぎるし、遅すぎる)」と評されるEU首脳たちのドタバタ劇。ドイツ、フランス、イギリスなど主要国は同床異夢で、南欧諸国の放漫ぶりに北欧との溝は深まるばかり。第二次大戦の教訓に始まる大欧州という理想像は、もはや崩壊の途にある―その歴史と、近年の混乱の本質を探る現地最新レポート。
目次
1 ギリシャ危機は悲劇か、喜劇か
2 ドイツ、フランス、イギリスのこじれた三角関係
3 まとめ役不在の大欧州の進路
4 台頭する右翼、左翼への郷愁
5 新盟主ドイツはどこへ行く
6 ロシア・マネーで乱れる足並み
7 ECB・欧州中央銀行の蹉跌
8 南欧大国の没落
9 EUの内部対立と未来
著者等紹介
木村正人[キムラマサト]
1961(昭和36)年生まれ。京都大学法学部卒。産経新聞大阪社会部、東京本社政治部・外信部を経てロンドン支局長を務めた。2012年7月、独立してフリーに。日英両国の政治・安全保障、欧州経済に詳しく、ロンドンを拠点に国際ジャーナリストとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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