出版社内容情報
歴史は金が動かしていた! 時代小説界のエースが放つ目ウロコ日本通史。ジパングの金欠国家への道が見える!
歴史のエンジンは「金」で稼動した! 金を押える者こそが覇者となる──時代小説界のエースが放つ目ウロコ日本通史。教科書のウソを暴きつつ、日本のパワーポリティックスをデータで証明する空前の書。
内容説明
歴史の主人公は黄金である。これを手中にするための覇権争いこそが日本史なのだ―金という覗き窓から定点観測すると、歴史教科書の生ぬるい嘘が見えてくる。ジパング伝説がどんな災厄を招いたのか、秀衡や秀吉の金はどこへ消えたのか、なぜ現代日本の金保有量は唖然とするほど低いのか―。歴史時代小説界のエースであり金融エキスパートでもある著者が、為政者への批判を込めて綴った比類なき日本通史。
目次
序章 日本で金が発見されるまで
第1章 遣唐使は砂金を持って海を渡る
第2章 金の覇権をめぐる源氏と平家、そして朝廷
第3章 黄金伝説の正体
第4章 金を蕩尽する将軍たち
第5章 信長、秀吉、家康―金の夢は三者三様
第6章 通貨政策トンチンカン時代
第7章 金流出を止めよ―開国派と攘夷派のウラ側
第8章 双子の赤字を戦さで解消
第9章 ハイパー・デフレが導いた十五年戦争
第10章 ジパングの金庫はもぬけの殻
第11章 ドル経済を支え続けるピエロ国家
著者等紹介
加藤廣[カトウヒロシ]
1930(昭和5)年、東京生まれ。小説家。東京大学法学部卒業後、中小企業金融公庫、山一證券等の勤務を経て、2005年、『信長の棺』で作家デビュー。『秀吉の枷』『明智左馬助の恋』と続く本能寺三部作は空前のベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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calaf
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