出版社内容情報
「女性の稽古事」「センスの世界」だなんて大間違い!理論派として知られる「未生流笹岡」の新家元が、3歳から先代に叩き込まれた古典の型、生まれ育った京都の風土、そして大学で学んだ建築学を背景に、いけばなの歴史・型・美意識を読み解けば――。カキツバタとアヤメ、ショウブの違いからアルミサッシの左右、座布団の前後の見分け方まで。いけばなを通じて日本文化の粋がわかる知的入門書。
内容説明
「女性の稽古事」「センスの世界」だなんて大間違い。理論派として知られる「未生流笹岡」の新家元が、三歳から先代に叩き込まれた古典の型、生まれ育った京都の風土、そして大学で学んだ建築学を背景に、いけばなの歴史・型・美意識を読み解けば―。カキツバタとアヤメ、ショウブの違いからアルミサッシの左右、座布団の前後の見分け方まで。いけばなを通じて日本文化の粋がわかる知的入門書。
目次
序章 理系向きのたしなみ
第1章 「供える」から「愛でる」へ
第2章 型に反映された思想
第3章 変わるデザイン、変わらぬ美意識
第4章 四季をいける
終章 伝統とは変わること
著者等紹介
笹岡隆甫[ササオカリュウホ]
1974(昭和49)年、京都生まれ。華道家。京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程修了。2011年11月、「未生流笹岡」三代家元継承。環境破壊防止を訴える「DO YOU KYOTO?ネットワーク」世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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