内容説明
東日本大震災以降、私たちはどのように考え、どのように行動し、どのように生きていくべきなのか。すべての日本人が向き合わねばならないこの問いに、九人の著者が正面から答えた。「精神の復興需要が起きる」「変化を怖れるな」「私欲を捨てよ」「無用な不安はお捨てなさい」「どん底は続かない」…その言葉は時に優しく、時に厳しい。3・11以降を生きていくための杖となる一冊。
目次
精神の復興需要が起きる(養老孟司)
変化への希望(茂木健一郎)
公欲のために私欲を捨てよう―「災後」の歴史認識(山内昌之)
無力者の視線(南直哉)
プロメテウスのように(大井玄)
無用な不安はお捨てなさい(橋本治)
無常―どん底は続かない(瀬戸内寂聴)
「いきてるといいね」(曽野綾子)
「大丈夫、必ず復興しますよ」(阿川弘之)