内容説明
切りかえことば…子どもの感情のコントロール力を育てることば。感情のコントロールができる。気持ちの混乱が少なくなる。安定した心が育つ。コミュニケーション力を高め、社会に出たときに必要不可欠な力となる。ことばかけのポイントをマンガで紹介!!
目次
第1章 気持ちのコントロール力をつけることば(手はおひざ―待てる子にする;あとで―期待しながら待てる子に;いや―正直に気持ちを表す ほか)
第2章 視点を変えさせることば(いたいのいたいのとんでいけ―触る刺激で気分転換;トントンね―リズムで安心する;お外行くよ!―多様な刺激で気をそらす ほか)
第3章 理解を高めることば(はんぶんこ―集団に入るための大切なルール;楽しい―気持ちを明るくしてくれるプラスの感情;順番―欲求をコントロールする ほか)
著者等紹介
湯汲英史[ユクミエイシ]
言語聴覚士・精神保健福祉士。早稲田大学第一文学部卒。公益社団法人発達協会王子クリニックリハビリテーション室、同協会常務理事/早稲田大学非常勤講師/練馬区保育園および学童保育巡回相談員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tellme0112
11
ただ中にあったら、何の疑問も思わないかもしれないけど、対象年齢幼児さん想定の本に心底ぎょっとした。小学生くらいになってから、「あれ?」と気づく場面がある。子どもが気持ちの切り替え苦手なのは当たり前すぎて、これ系の本はあることすら知らなかった。読んでたら少し、何かが変わったかもしれないけど。極力子ども優先で来ていた。衝突避けすぎたか?漫画があるのが分かりやすい。もっと早くに出会いたかったかな~次男の育児に役立てよう!2017/10/07
じぇりい
9
もっと特殊な魔法の言葉的なものを想像してたけど、なんだ、普段からしてる言葉がけ、間違ってなかったんやと少し嬉しかったりして。2018/09/02
カナ@バンバンビガロ
8
ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)の娘(現在小4)の気持ちのコントロールに役立てないかと思い、この本を手にしたが、概ね未就学のお子さんを持つ親御さん向けに書かれた本ではあったが小4の娘にも使える言葉も多く為になった。膨大なエネルギーを要するような無駄な声かけではなく、効果的に働きかけられるような声かけを心がけようと思った。2017/12/10
のり
5
大人も気持ちの切りかえは難しい。子どもならなおさら。感情のコントロール力は、人と調和するためばかりでなく、自分への肯定的な評価を得るためにも必要。「手はおひざ」「今は大人の話、黙って聞こうね」「泣くのはおしまい」「怒るのは終わり」優先順位を示し、できたらほめるのではなく一緒に喜ぶ。「バチがあたる」。子どもの気持ちの切り替えとありますが、大人側の気持ちのコントロールも兼ねていると思いました。私自身も感情のコントロール力を高めていきたいです。2015/03/15
食欲魔人
3
もう少し早くに読み始めておけばよかった。未就学児のうちに親が癖付けておきたいプラスの言葉がけの紹介。小学生になってからでも遅くはないのだろうけど。2015/04/22




