出版社内容情報
檀家さんの我慢は、もはや限界寸前。マンネリ葬儀に法外な戒名料……。崩壊の危機迫る、現代のお寺事情。
日本人から信心が失われて久しい。それでもお寺は、「葬式仏教」を頼みに、かろうじて生き延びてきた。しかし、法外なお布施や戒名料ばかりを要求する一部住職に、檀家さんの我慢は限界寸前。結果、仏教に頼らない葬儀が急増、さらに過疎化や後継者難の影響もあって、地方の末寺は崩壊の危機に……。自業自得の日本仏教に、再生の道はあるのか。お坊さんが黙して語らない、それでも知っておきたい、現代のお寺事情。
内容説明
日本人から信心が失われて久しい。それでもお寺は、「葬式仏教」を頼みに、かろうじて生き延びてきた。しかし、法外なお布施や戒名料ばかりを要求する一部住職に、檀家さんの我慢は限界寸前。結果、仏教に頼らない葬儀が急増、さらに過疎化や後継者難の影響もあって、地方の末寺は崩壊の危機に…。自業自得の日本仏教に、再生の道はあるのか。お坊さんが黙して語らない、それでも知っておきたい、現代のお寺事情。
目次
第1章 菩提寺は変えられる(菩提寺は突然やってくる;菩提寺のはじまり ほか)
第2章 お寺が危ない(お寺も諸行無常;本山も隠す空き寺 ほか)
第3章 お寺はなぜ消えていくのか(あなたは宗教を信じますか;お寺からなくなったもの、残されたもの ほか)
第4章 お葬式はどうして仏教なのか(お葬式をしないお寺;釈迦仏教はお葬式とは関係がない ほか)
第5章 お寺に未来はあるか(仏教界に欠ける危機意識;お寺から斎場へ ほか)
著者等紹介
村井幸三[ムライコウゾウ]
1925(大正十四)年福島県生まれ。仏教研究家。盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)卒業。農林省、福島民報、福島テレビに勤務。1985年頃より仏教史の研究に没頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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