新潮新書<br> ワインと外交

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新潮新書
ワインと外交

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106102042
  • NDC分類 319
  • Cコード C0231

出版社内容情報

饗宴のテーブルは時に、表向きの言葉よりも雄弁に「本当の外交関係」を物語ることがある。ブッシュが食べたフレンチフライ、「海の幸だけ」が出された独仏首脳の会食、天皇主催の晩餐会で飲まれなかった高級ワイン、日韓首脳会談における盧武鉉の驚くべき発言・・・・・・。真の政治的メッセージは、そうした饗宴の細部に宿るのだ。ワインとメニューから読み解く国際政治の世界。

内容説明

饗宴のテーブルは時に、表向きの言葉よりも雄弁に「本当の外交関係」を物語ることがある。ブッシュが食べたフレンチフライ、「海の幸だけ」が出された独仏首脳の会食、天皇主催の晩餐会で飲まれなかった高級ワイン、日韓首脳会談における盧武鉉の驚くべき発言…。真の政治的メッセージは、そうした饗宴の細部に宿るのだ。ワインとメニューから読み解く国際政治の現実。

目次

第1章 ブッシュ大統領が食べた「フレンチフライ」
第2章 飲まれなかったシャトー・マルゴー
第3章 オランダ女王のガッツポーズ
第4章 美食が支える欧州統合
第5章 「今日の夕食は軽めにします!」
第6章 最も相手が難しい国、中国
第7章 ナマコのスープ、ツバメの巣のスープ
第8章 ホワイトハウスの饗宴
第9章 復活を告げるロシア

著者等紹介

西川恵[ニシカワメグミ]
1947(昭和22)年長崎県生まれ。毎日新聞専門編集委員。東京外国語大学卒(中国語専攻)。71年に毎日新聞社に入社、テヘラン支局、パリ支局、ローマ支局などを経て、98年から2001年まで外信部長。著書『エリゼ宮の食卓』でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちも

21
外国の首脳を招いたり、招かれたりする際にだされる食事(饗宴外交)には国の威信や思惑が隠されて、こんなにも豊かなドラマ存在するのだなと最後まで面白く読めた。天皇や皇族の方々が、身を砕いて日本と諸外国の融和をしているという事を知れたのが一番の収穫。本当に頭が下がる思いがした。2019/05/03

ジュール リブレ

18
豪華絢爛な首脳晩餐会のメニュー。ワイン選びにも、歴史と思いが交錯してる。舞台裏では、こんなことがあったんだね…2010/12/04

リュウジ

10
政治家同士や王室との饗宴には、歓待する気持ちだけでなく、政治的なメッセージが込められていること。その裏では両国の思惑を含めたやり取りもなされていること。さらには、一人の外交官の働き如何でその国と友好を結んだり、わだかまりを解くこともできること。そんな我々が知りえない舞台裏があることがわかりました。実はもっと複雑なんだろうけどね。惜しむらくは料理の写真がなかったことかなぁ。 しかし、オランダに対する皇室外交の成功にひきかえ、韓国や中国の態度はよくわけわからんです。2016/12/06

ごへいもち

9
ワインを全く知らないのでふぅんという感じ。皇室外交の重要性にびっくりした。2011/02/07

うえ

6
「実は白ワインの産地であるスロベニアも、たどればアイルランドと関係がある。スロベニア西部から北イタリアにかけての地域には古代ケルト民族が住み着き、紀元前5世紀から1世紀にかけてケルト文化はヨーロッパ全域で栄えた。しかし、やがてローマ、キリスト教文化に埋もれ、いまも濃厚に残るのはアイルランドだけである。ヨーロッパの基層を作ったケルト文化を通じ、アイルランドとスロベニアは結びつく。晩餐会でのエスプリに富んだワインの選択は、さまざまな文化と人々の行き来の中で築かれてきたヨーロッパの大きな骨格を垣間見せた」2017/02/02

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