新潮選書<br> 日本列島回復論―この国で生き続けるために

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新潮選書
日本列島回復論―この国で生き続けるために

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038471
  • NDC分類 651.9
  • Cコード C0333

出版社内容情報

本当のSDGsは足元にあった!列島改造から半世紀、経済成長に疲れた僕らが安心して暮らし続けるための「日本の潜在力」の引出し方

内容説明

日本列島を根本から理解すると見えてくる、その凄まじいまでのポテンシャル。驚異の近代化や数々の復興の原動力となった「国土」と「地方」は、いま再び、未来に不安を抱きつつある私たちを救ってくれるのか。自然、歴史、コミュニティ、テクノロジーを総動員して構築する、全く新しいSDGs、イノベーションの思想。

目次

第1章 この国の行く末
第2章 求められる安心の基盤
第3章 山水郷の力
第4章 動員の果てに
第5章 山水郷を目指す若者達
第6章 そして、はじまりの場所へ

著者等紹介

井上岳一[イノウエタケカズ]
(株)日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリスト。1994年東京大学農学部卒業。Yale大学修士(経済学)。林野庁、Cassina IXCを経て、2003年に日本総合研究所に入社。森のように多様で持続可能な社会システムの実現をめざし、官民双方の水先案内人としてインキュベーション活動に従事。現在の注力テーマは「ローカルDXによる公共のリノベーション」。南相馬市復興アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

19
国内の地方で生き生きと生活する人々の事例を踏まえ、自然の恵みと人々のつながりが残る山水郷を足場とする生き方を提唱しています。山水郷で生活を完結させる、あるいは山水郷に住み地方都市で働く生き方は、少なくとも、お金やモノや出世をそれほど重視しない人々にとっては十分に検討に値する選択肢だと思いました。2020/02/21

まゆまゆ

16
列島改造ではなく、列島回復へ。かつての成長モデルだった土建国家の推進と減税による政策は終わり、代わりに経済格差による国民の分断が発生。他者への不寛容さが目立つようになり、都会での生活を諦めて田舎らしさを求めて移住する人達も増えている今こそ、先を見据えて自然と向き合うべきである。物より心の豊かさを求める時代になり、自然からの恵みに感謝しともに生きることが必要ではないか。自然を維持するためには共存が必要であり、そこは人々を引き受ける契機に満ちている。2020/01/16

まさこ

16
山水郷という言葉を真ん中に据え、それを天賦のベーシックインカムであり究極のセイフティーネットであり、未来への無二の足掛かりだとする。「山水郷」は「里山」よりも中立で悠久の時を感じさせ、この国の人が信頼を寄せ委ねるに足る、この論考に相応しい言葉だと思う。井上史観ともいえる真摯な歴史・現状認識で説得力を持って読者に迫る。自然災害や限界集落に不安が募り、既存の価値観の無意味さに気づいた者が動き始め、通信・AIの革命の波をかぶりつつある時代、本稿が「理想論」ではなく「解決策」となるかの分水嶺。個々人が試される。2019/11/04

Hiroo Shimoda

12
安宅さんの開疎化とも通ずる部分がある。都市は密集するヒト、弱い繋がり、劣悪な環境、それ故に生きるために必要な個の力は強くなければならず、多くの人には限界。地方の活用と言っても既存のムラはclosedだから、ゼロから開拓する方がいいんだろうか…?2020/08/15

yhirose254

10
『日本がこれまで比較的平等な社会を築いてくることができたのは、実によくできた再分配の方法・・「土建国家モデル」・・社会保障政策の充実と公共事業を通じた地方と低所得者への所得の再分配を二本柱としました・・一般会計の予算においては都市的ニーズ(社会保障費)への優先配慮をアピールしつつ、財政投融資の活用により地方部での公共事業を活発化させることで、都市部と地方部のどちらにも不満を生じさせない・・。・・自民党の強固な支持基盤・・(p52)』思わずガッテン。でも著者のいう山水郷で日本回復は規模の点で無理筋と思える。2020/10/02

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