出版社内容情報
神々と英雄の躍動、ヴァイキングたちの冒険、氷と火の島での人々の生活――北欧の豊穣なる古典世界への扉を開く名著、待望の復刊!
内容説明
いにしえのゲルマン人が育んだ、豊饒なる古典世界への扉を開く。古きゲルマン神話を伝える詩篇「エッダ」では、万物の父オーディン、槌をふるう雷神トール、ひねくれ者ロキといった神々と英雄たちが躍動する。欧州の初期中世文学に冠たる散文芸術「サガ」は、アイスランドの人々の生活や信仰、ヴァイキングの冒険などを生き生きと描く。日本における古北欧文学研究の第一人者が、古典のエッセンスを広く知らしめた名著。
目次
序章 アイスランド
第1章 エッダ(神話;英雄伝説)
第2章 サガ(宗教的学問的著作;王のサガ;アイスランド人のサガ;伝説的サガ)
著者等紹介
谷口幸男[タニグチユキオ]
1929年、東京生まれ。東京大学文学部独文科卒。広島大学名誉教授。ドイツ語学・文学、北欧文学、ゲルマン文化史専攻。アイスランドを中心とする中世期の北欧文学を体系的に翻訳・紹介するとともに、日本アイスランド研究会(現・日本アイスランド学会)初代会長を務めるなど、日本における古北欧文学研究を牽引。『エッダ―古代北欧歌謡集』(新潮社)で日本翻訳文化賞を、『アイスランド サガ』(同)で藤村記念歴程賞を受賞。1990年にはアイスランド政府より鷹勲章が授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
水生クレイモア(不見木叫)
10
あるソーシャルゲームの新シナリオが北欧神話関連であったため読了。北欧神話にはあまり馴染みがない故に想像力が必要だった。2018/08/16
kenitirokikuti
9
図書館にて。ヘルダーは〈その民謡の中にラテン語から重訳して二、三の詩をとり入れている。しかし、彼が Ellekonge つまり Elfenkönig(妖精の王)とすべきところを Erlkönig(魔王)として紹介し、ゲーテがこの誤りをそのまま踏襲し、これが後にシューベルトの作曲で名高い「魔王」になったことは一般にはあまり知られていない。〉2026/05/17
khohex
2
アイスランドに旅行に行く予定なので読んでみた。どうしてもあらすじの紹介のようになってしまうので正直あまりおもしろいとは思えなかったが……それでもアイスランド語を勉強したい気分は戻ってきた。2025/10/02
桜姫。
2
ゴート語、とくに古アイスランド語で書かれた文献から翻訳したもの。ゲームに頻出するラグナロクも北欧神話のエッダとサガに由来する。2023/12/05
のざ
1
『エッダ』と『サガ』が短くかつわかりやすくまとめられた本です。『蛇の舌のグンラウグのサガ』と『ニャールのサガ』が特におもしろいと感じました。どちらも邦訳が収録された本が出版されているようなので、いつか全文を読んでみたいです。2025/09/23
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