出版社内容情報
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第六弾。
著者一覧(掲載順)
高田崇史
高田大介
歌野晶午
宮西真冬
風森章羽
丸木文華
米澤穂信
須藤古都離
篠原美季
島田荘司
神林長平
潮谷 験
古泉迦十
多崎 礼
市塔 承
黒澤いづみ
我孫子武丸
秋吉理香子
河村拓哉
矢樹 純
三津田信三
五十嵐律人
似鳥 鶏
恒川光太郎
皆川博子
【目次】
内容説明
書物、人形、恋ごころ。人の噂も燃え盛る。炎ゆらめく25編!ああ、分かる。えっ、それを?最初の1行は全員一緒、「それはそれはよく燃えた。」町が燃え、建物が燃え、忌物に死体に雪だるま、想像を超えるあれやこれやが、炎のなかに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ikutan
71
決められた一文から始まるショートショート、クロネコシリーズ(勝手に命名笑)も第六弾。今回の最初の一行は『それはそれはよく燃えた』。メフィスト賞受賞されたお馴染みの作家さんを中心に、総勢25人の豪華執筆陣。このお題のためか、不穏な内容が多し。面白かったのは風森さんの『黄金の森の神様』。意表を突く結末は似鳥鶏さんの『全滅館の殺人』。らしさを感じたのは五十嵐さん、秋吉さん、矢樹さん。歌野さんの『ともしびの花』は実際にありそうだな。と。一番印象に残ったのは米澤さんの『燃えろ恋ごころ』。最後の三行にやられた〜。2026/02/23
のりすけ
55
似鳥さんの作品は「ゥヲィィィィ」と笑ってしまった。『全滅館』て…。矢樹さん、宮西さん、黒澤さんも好き。市塔さんは途中まで面白かったのにそっちに行っちゃったか。でもダントツは米澤さん。ライトで軽薄な文体すらも伏線なのか?そんなことになるとは、と非常に面白かった。全体的にレベルが高かったと思います。2026/02/26
ごみごみ
54
1行目は全員一緒のショートショート企画。いつの間にか第6弾!←全部は読めてない。25人の作家さんによる多彩な25作品。みんな違ってみんないい!ただ、どれも数ページなので一冊読み終える頃にはどれが誰の作品だったかごちゃ混ぜになり忘れかけてるという・・(ごめんなさい💦)隙間時間に1〜2話ずつサクッと読めるところがオススメ。2026/04/09
アーちゃん
51
2025年発行、Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)されたショートショート集第六弾。何しろテーマが”燃えた”なので火を扱ったホラーやイヤミスが多かった。恒川光太郎「焚書により史料なし」は『ジャガー・ワールド』の派生的な内容。他で印象が強かったのは古泉迦十「マザー・ジン」、秋吉理香子「ファンの鑑」、米澤穂信「燃えろ恋ごころ」。ブラックなSFで面白かったのは市塔承「失われた史料、的外れな再建」。困るのは作品数が多いので読んだ端から内容を忘れやすい事くらいでしょうか。2026/03/09
ひさか
51
2025年12月講談社刊。メフィストリーダーズクラブ発ショートショート企画6作目。「最初の1行は全員一緒。」と帯にある25編のミステリアンソロジー。風森章羽さんの「黄金の森の神様」がファンタジックで良かった。市塔承さんの「失われた史科,的外れな再建」のデジタル記憶が失われるというアイデアが秀逸で、面白い(そんなことあるのかな。いやあるのかも。)。秋吉理香子さんの「ファンの鑑」が怖くて楽しい。2026/02/28




