出版社内容情報
指揮者は音を出さない。では一体、何をするのか。どんな資質の持ち主か。フルトヴェングラーからゲルギエフまで、巨匠たちの仕事と人間性の秘密に迫る。
内容説明
オーケストラにとって指揮者は不可欠のカリスマか、それとも単なる裸の王様か?どんな能力と資質が必要とされるのか?ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、そしてアムステルダムのコンセルトヘボー管弦楽団を舞台に、フルトヴェングラーからカラヤン・小澤をへてゲルギエフまで―巨匠たちの仕事と人間性の秘密に迫る。
目次
序章 指揮者の四つの条件
第1章 指揮者なんて要らない?―ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(絶美・陶酔のアンサンブル体験;ウィーン・フィルの恐るべき力量 ほか)
第2章 カラヤンという時代―ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(凄腕揃いのチェロとコントラバス;カラヤンの残像 ほか)
第3章 オーケストラが担う一国の文化―ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団・アムステルダム(伝説の奏者ヘルマン・クレッバース;ピーツ・ランバーツの回想 ほか)
終章 良い指揮者はどんな指示を出すのか?
著者等紹介
中野雄[ナカノタケシ]
1931年、長野県松本市生まれ。音楽プロデューサー。東京大学法学部を卒業後、日本開発銀行をへて、オーディオ・メーカー「ケンウッド」の代表取締役CFO、昭和音楽大学・津田塾大学講師を歴任。LP・CDの制作でウィーン・モーツァルト協会賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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