新潮選書<br> 指揮者の役割―ヨーロッパ三大オーケストラ物語

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新潮選書
指揮者の役割―ヨーロッパ三大オーケストラ物語

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  • サイズ B6判/ページ数 316,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106036880
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C0373

出版社内容情報

指揮者は音を出さない。では一体、何をするのか。どんな資質の持ち主か。フルトヴェングラーからゲルギエフまで、巨匠たちの仕事と人間性の秘密に迫る。

内容説明

オーケストラにとって指揮者は不可欠のカリスマか、それとも単なる裸の王様か?どんな能力と資質が必要とされるのか?ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、そしてアムステルダムのコンセルトヘボー管弦楽団を舞台に、フルトヴェングラーからカラヤン・小澤をへてゲルギエフまで―巨匠たちの仕事と人間性の秘密に迫る。

目次

序章 指揮者の四つの条件
第1章 指揮者なんて要らない?―ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(絶美・陶酔のアンサンブル体験;ウィーン・フィルの恐るべき力量 ほか)
第2章 カラヤンという時代―ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(凄腕揃いのチェロとコントラバス;カラヤンの残像 ほか)
第3章 オーケストラが担う一国の文化―ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団・アムステルダム(伝説の奏者ヘルマン・クレッバース;ピーツ・ランバーツの回想 ほか)
終章 良い指揮者はどんな指示を出すのか?

著者等紹介

中野雄[ナカノタケシ]
1931年、長野県松本市生まれ。音楽プロデューサー。東京大学法学部を卒業後、日本開発銀行をへて、オーディオ・メーカー「ケンウッド」の代表取締役CFO、昭和音楽大学・津田塾大学講師を歴任。LP・CDの制作でウィーン・モーツァルト協会賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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手押し戦車

17
指揮者はオーケストラのそれぞれのパートを最大限に際立たせ全員が一丸となって一つの曲を奏でる。指揮者は譜面を見て解釈して楽器を演奏する人達の強みに徹底的に焦点を当てそれぞれの強みが混ざり合い最高の演奏を披露する。演奏の成果はお客さんが感動した時にこそ価値が生まれる。会社のトップは作曲し作詞してさらに、指揮者の様に事業のビジョンと言う譜面を将来に向けて解釈してそれぞれのチームを最大限の強みを発揮させることで成長させる。演奏者の強みを発揮させるためには曲に対する解釈を情熱と表現で周りを太鼓して行く事が大切2015/05/14

すのさん

5
ベルリンフィル、ウィーンフィルについての本はよく見受けられるが、今回は加えてコンセルトヘボウの章があったことでより楽しめた。常任指揮者との関係性、指揮者によって移り変わる音色等解説されている。エッセイ的な要素もあり、筆者が楽団員に直接話を聞くことができるからこその面白みがあった。これからCDを聴くのがより楽しくなる気がする。2022/02/06

またけ

5
ついつられて、フルトヴェングラーのウラニアのエロイカとブーレーズのマーラー復活をポチ2021/01/29

牧神の午後

4
最初の下野、朝比奈への短評が鋭く、そのまま一気呵成に読み進めてしまう。オケ、指揮者にまつわるエピソードが満載で、指揮者の仕事、名演の生まれる秘密、がそういうことだったのか、と鱗がおちたり、え?ちょと違うんじゃない?言っていることは判るけど、やっぱり、カラヤンのベトはイマイチだよ、とか、とにかく著者の書いていることをイチイチ反芻し、反応を返してしまうくらいに楽しい本。でも、一番の極めつけは、ヨッフムがRCOのコンマスを引き抜いたシーン。まるで、「このまま一生砂糖水を売りつづけたいか?」で、シビレタ。2013/10/09

あんさん

3
上手くいった話よりも、駄目だったときの話の方が頭に残る。小澤のニューイヤーコンサートや某女性人気指揮者のリハーサルのような。音楽性とか演奏で何が言いたいかとかは、とても難しい。もちろん古典音楽のいわば文法をふまえた音の積み重ねの中で、自ずから違いは出て来るのだが。プロの隣で弾かせてもらって注意、いやアドバイスを受けたときのことを思い出す。2020/08/09

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