出版社内容情報
ねる前のしずかなじかん。まだようすをみにこないパパ。ぼくがいかなくちゃ!
おきいりの本、もうふ。
おみずをワゴンにのせて。
パパとぼくの、ねむる前のしあわせなじかん。
内容説明
もうねるじかん。だけどしずかなへやでひとり、こうさぎはじっとまっています。もうすぐパパが、こうさぎのようすをみにくるはずです。
著者等紹介
ヘスト,エイミー[ヘスト,エイミー] [Hest,Amy]
受賞多数の絵本作家。アメリカ、ニューヨーク在住。愛犬との散歩のたびに大好きな街、ニューヨークの家々、通り、お店や人々の新たな一面を発見している。散歩をしていないときは、机に向かって執筆をしていることが多い。子どものための本だけを書く
リウスカ,レナータ[リウスカ,レナータ] [Liwska,Renata]
受賞多数の絵本画家。カナダのカルガリー在住。ポーランドのワルシャワで生まれる。物心つく前からずっとスケッチブックに絵を描き続けている
いわじょうよしひと[イワジョウヨシヒト]
富山県に生まれる。『うみべのまちで』(BL出版)の翻訳で第65回産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
143
表紙絵に魅かれて読みました。本書は、外国人作家のシングルファーザー?、パパっこ男子のおやすみ絵本でした🐰🐰🐰 何時までこの関係が保たれますでしょうか❓ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000330.000035751.html2024/10/23
がらくたどん
57
寒い夜。子ウサギ坊やは眠る時間。ベッドの中で待ちます!だってもうすぐパパが様子を見に来てくれるはずだもの。待ちきれなくなってそろりとベッドから降りて・・。冬の夜の小さな冒険と安心のひと時を月明かりの明度で描いた優しい絵本。読後私は「ママの不在」がどこからともなく立ち昇り心底当惑した。なぜ私の中で「ママの不在」が意識に昇ったのか?ママはお仕事かもしれないし入院中かもしれないし「いない」のかもしれないし単にパパっ子なのかも。ママしか出てこない絵本はたくさんあるのに。絵本は不意に私のものの見方を揺らしに来る♪ 2025/02/27
ぶんこ
36
もう眠る時間なのに・・パパがこない。パパに会いに行くための準備をするのが可愛い。お水に毛布にクッキー、お気に入りの本。全部赤いワゴンに積んでいざ出発。隣の部屋ではパパが寝ています。お水とクッキーはこうさぎが食べ、毛布をパラシュートにして飛びまわりますが、パパは起きない。そこでお鼻をペシペシ。やっと起きたパパ。良かったね。パパに抱っこされて眠るこうさぎ。見守るお月様。幸せがページいっぱいに溢れていました。ほんわかした絵が、気持ちをゆるやかにしてくれるようでした。2025/04/30
anne@灯れ松明の火
21
新着棚で。表紙絵に惹かれて。「しんとしずかな、ほん」「にぎやかなほん!」などのレナータ・リウスカさんの絵だった。好みだわ~♪ 寝る前の静かな時間。いつも様子を見に来るパパが来ない。それなら、ぼくがパパの様子を見にいこう! パパと二人暮らしなのかなあ。仲良しのパパと息子のほほえましい時間にほっこり。訳は、いわじょう よしひとさん。 2024/11/07
あおい
20
もうすぐ寝る時間。いつもぼくの様子を見に来るパパがこない。パパに会いたい子うさぎは…パパ大好きがあふれてるかわいい絵本。2024/12/26