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新潮選書
深読みシェイクスピア

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784106036729
  • NDC分類 932
  • Cコード C0322

出版社内容情報

オフィーリアは本当に“noble”か。ジュリエットはなぜロミオを「あなた」と呼ばないのか、マクベス夫妻の“wo”の謎とは? 新解釈満載の演劇論&翻訳論。

内容説明

坪内逍遙以来、男たちはジュリエットの娘ごころをどう訳してきたのか?マクベス夫妻の絆はいつ断ち切られたか?シェイクスピアで一番感動的な台詞とは何だろう。蒼井優の疑問に答え、松たか子の解釈に教えられ、唐沢寿明の演技に目をみはる。シェイクスピア個人全訳に取り組み、稽古場に日参する翻訳家が、演劇の魅力を深く平易に語り尽した快著。

目次

第1章 ポローニアスを鏡として―『ハムレット』
第2章 処女作はいかに書かれたか―『ヘンリー六世』三部作
第3章 シェイクスピアで一番感動的な台詞―『リア王』
第4章 男、女、言葉―『ロミオとジュリエット』『オセロー』
第5章 他愛もない喜劇の裏で―『恋の骨折り損』
第6章 日本語訳を英訳すると…―『夏の夜の夢』
第7章 嫉妬、そして信じる力―『冬物語』
第8章 言葉の劇―『マクベス』

著者等紹介

松岡和子[マツオカカズコ]
1942年、旧満州新京(長春)生まれ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家・演劇評論家。1996年からシェイクスピア戯曲の個人全訳に取り組み、その新訳を用いた蜷川幸雄演出による舞台上演が話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

みあ

56
シェイクスピア戯曲の個人全訳に取り組んでいる松岡和子さんに対するインタビュー。英語と日本語の違いから、役に対する役者の解釈によって生まれる大きな変化など、翻訳家ならではの視点について語られている。取り上げられている劇は9つで、有名なものから聞いたことのないものまである。松岡さんの話を聞いていて思ったのは、翻訳劇というのは訳者と役者と演出家の誰一人欠けてはいけない総合芸術だということ。松たか子さんや蒼井優さんのエピソードの下りには鳥肌が立った。そろそろシェイクスピアを全て読んでみようとも思った。2017/11/08

Gotoran

50
シェイクスピア劇全ジャンル(悲劇、喜劇、歴史劇、ロマンス劇)、しかも処女作から晩年までの29作品をほんやくした著者松岡氏が、舞台稽古での俳優たちの作品への熱い思いと取組から捻出された台詞で教えられ、気付かされ、夫々の作品を深く読み込み、翻訳に生かすことができたと云う。非常に興味深かった。収録作品は、『ハムレット』『ヘンリー六世』三部作『リア王』『ロミオとジュリエット』『オセロー』『恋の骨折損』『夏の夜の夢』『冬物語』『マクベス』。既読のもの、未読のもの、それぞれ。断続的に全作品読破に挑戦中。2017/10/30

野の花

15
英米文学はあまり読まないので挑戦をとこの本を借りてみました。正解でした。入門書としてもいいですね。シェークスピアを読んでみようという気になりました。シェークスピアの偉大さが分かりました。あらすじやそれにまつわる歴史背景、演劇での役者さんたちとのエピソードなどどれも興味深かったです。 2016/07/23

ヴェルナーの日記

14
本著作者の松岡氏は、シェークスピアの翻訳者として有名であり、舞台演劇の台本翻訳家としても、精力的に活動されている。 通常のこの手の本は、論説が中心で、ともすると難しい内容になりがちですが、本作は著作者が、舞台演劇の翻訳台本を作り上げていく過程をインタビュー形式で書かれておるのでとても読みやすいし、舞台役者とのやり取りの中で翻訳のを変更するエピソードなどが盛り込まれていて、舞台演劇の翻訳という視点から書かれてあることがとても斬新だ。 シェークスピアファンであれば、必読の一書といっても過言ではない内容。2012/06/20

rinakko

9
なんて奥が深いのだろう…とわくわくする話ばかり、濃ゆい内容でとても満足だ。たった一言、呼びかけの解釈の違いでジュリエットがめちゃめちゃ可愛くなる!とか、リア王が歓ばしい悲劇であるのは何故か…とか。マクベスの「私たち」については、ちょっと背筋がそそけるような話まで。2014/02/13

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