とんぼの本<br> 石井桃子のことば

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とんぼの本
石井桃子のことば

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  • サイズ B5判/ページ数 123p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022517
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

出版社内容情報

戦後の児童文学の立役者であり、自立した女性のさきがけでもあった石井桃子の100年の人生と仕事をビジュアルに案内。

うさこちゃんも、プーも、ピーターラビットもみんなこの人が教えてくれた。〈おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは子ども時代の「あなた」です〉。編集者・翻訳家・作家として、戦後の児童文学をいちから築き、自立した女性のさきがけでもあった石井桃子の人生と仕事、そして子供だけでなく大人たちをも勇気づけてくれる、滋味あふれる「ことば」を紹介。撮り下ろし写真多数。

内容説明

編集者として、翻訳家として、作家として、日本における子どもの本の礎を築いた石井桃子。本づくりとともに生き、ことばのもつ力を信じていた、石井桃子自身の遺した珠玉の「ことば」を、著作から、談話から、身近な人々から集めました。子どもの本に対する考え、日常生活の過ごし方、人生への真摯な姿勢。百一年の体験と思考に裏打ちされた、石井桃子の「ことば」は、子どもたちだけでなく、かつて子どもだった大人の私たちにも、数多くの示唆と勇気を与え、心の支えになってくれます。

目次

第1章 石井桃子の仕事(クマのプーさん;ドリトル先生「アフリカ行き」;ノンちゃん雲に乗る;小さい牛追い;ムギと王さま ほか)
第2章 石井桃子の生涯(幼いころ;児童文学の世界へ;農業時代;海外留学;子ども文庫とともに ほか)
第3章 石井桃子と私

著者等紹介

中川李枝子[ナカガワリエコ]
1935年札幌市生まれ。児童文学作家。東京都立高等保母学院卒業後、17年間保母を勤め、保育園勤務時代に書いた『いやいやえん』で厚生大臣賞他多数の賞を受賞。絵本『ぐりとぐら』シリーズをはじめ、数多くのベストセラーがある

松居直[マツイタダシ]
1926年京都市生まれ。福音館書店相談役。同志社大学法学部卒業後、福音館書店創立に参画。編集部長、社長、会長を歴任し、多くの子どもの本の名作を出版

松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年神戸市生まれ。翻訳家、児童文学作家。慶應大学図書館学科卒業後、アメリカで児童図書館学を学び、ボルチモア市立図書館に勤務。帰国後公立図書館勤務を経て、松の実文庫を主宰。現在東京子ども図書館理事長

若菜晃子[ワカナアキコ]
1968年神戸市生まれ。編集者。学習院大学国文学科卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

127
編集者、翻訳家、作家として戦後の児童文学を築き上げた石井桃子さんの業績や言葉など色々詰まった作品。石井さんがこの世に送り出した子どもの本はなんと二百冊以上!石井さんの全著作リストも掲載。小さい頃に読んだ、うさこちゃんシリーズやピーターラビットシリーズもあり嬉しかったです♪うさこちゃんシリーズやプーさんは娘が生まれてからも一緒に読みました!素敵なお人柄がよくわかり、いい言葉が多数載ってます!『いい本は年をとらず、いつも新しい』『かつてあったいいことは、どこかで生き続ける』『本は一生の友達』。良かったです★2014/09/12

shikashika555

54
少し前の書店のフェア棚で偶然目にした。 石井桃子の児童書を読んだ経験と 必ずどこかで見る論評、それから太宰の憧れの人であったという三点から 興味を持っていた翻訳家であり評論家であり作家である。 それから新潮社の「とんぼの本」シリーズであったこと。 実家の書架に何冊かあり、主に名所案内本の印象を持っていたが 写真が多く読みやすかった。 昨今出版社さえも少なくなっている中、とんぼの本シリーズがまだあったことに驚きと嬉しさがあり、即購入。 明治40年生まれ、美しい方の日本を 精一杯生き 才能を発揮した人。2021/08/26

ヒデミン@もも

51
素晴らしい本でした。図書館の新刊棚でひっそりと売れ残っていたこの本に飛びついた。この本を選んでくれた司書さん?に感謝。私の中の石井桃子さんは、プーさん、ミッフィー、ピーターラビットの訳者。大好きな小さいおうち。くいしんぼうのはなこさん、ありこのおつかい。そして、子供の頃読んだはずなのにタイトルしか思い出せないノンちゃん雲に乗る。この作品、石井さんが兵隊に行っている友人の憂さ晴らしに書いたとか。その友達は「読んでる時だけ人間になっている」と言ってくれたそう。これは是非とも読まねば。2014/06/09

ロア

44
これが本当のプーだったのか!超可愛いではないか(*゚ω゚*)今までディズニープーしか知らず、プーの見た目を可愛いと思った事がなかった私は断然パディントン派だったのですが、オリジナルプーをこの本で初めて見てその別物具合に驚愕しました。シルエットとか微妙な角度とかがいちいち可愛らしい〜♡(*´ㅈ`*)翻訳者の石井桃子さんのお仕事などをまとめた本書。懐かしい絵本もいっぱい。石井さん本人は裕福なご家庭の末っ子として何不自由なく育ち、思うがままに生きて望みを叶えまくった人生を送ったのですねぇ。羨ましい(*´Д`*)2017/01/16

ゆう

41
スローペースだけど今年は児童文学に出会い直している(つもり)。そのなかで改めて石井桃子さんのお仕事に心惹かれ、本書を手にとった。本書にはご自身の言葉だけではなく、共に仕事をした方々や、留学先で出会った海外の児童文学者、プライベートを共にした友人など、様々な人々の言葉が収められている。「厳しい方ではありましたが、厳しさが冷たさじゃない。暖かさをもつ厳しさです。いや、厳しさというよりも、いつもほんとのものを求めてらしたということですね。」その希求心が豊かな作品群となって今ここにあることの喜び、誇らしさ、有難さ2019/08/15

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