出版社内容情報
彫刻、絵画、建築のすべてで空前絶後の作品群を創りだし、「神のごとき」と称された人物。最新の知見をもとに全容をひもとく。
《ダヴィデ》《最後の審判》《サン・ピエトロ大聖堂クーポラ》―― 彫刻、絵画、建築のすべてで空前絶後の作品群を創りだし、「神のごとき」と称された、西洋美術史上最大の巨人。教皇や国王と渡りあった89年の波瀾の生涯と、変化と深化を続けた作品の背景をていねいに解説。最新の知見をもとに全容をひもとく、待望の入門書。
内容説明
彫刻、絵画、建築のすべてで空前絶後の作品群を創りだした西洋美術史上最大の巨人。その並はずれた業績は芸術にとどまらず、文学や軍事などの幅広い分野におよぶ。教皇や領主、レオナルドやラファエッロらと渡りあった89年の波瀾の生涯と、変化と深化を続けた作品の背景をていねいに解説。最新の知見をもとに全容をひもとく、待望の入門書。
目次
彫刻―マニエリスムの創始者
絵画―絵画嫌いの大画家
建築―バロックの先駆者
生涯と作品(父の反対を押し切って―『ケンタウロスの戦い』;逃げる―『燭台の天使』他;詐欺とデビュー―『サン・ピエトロのピエタ』;共和国のシンボル―『ダヴィデ』;レオナルドとの因縁―『カッシーナの戦い』のための習作;教皇の気まぐれ―『ユリウス2世廟』;孤独な苦行―『システィーナ礼拝堂天井画』;空間プロデューサーとして―『メディチ家礼拝堂』;革命軍の軍事技師になる―『要塞建築計画』;愛と悪評―『最後の審判』;偉大な建築家―『サン・ピエトロ大聖堂クーボラ』;ミケランジェロとは何者か―『ロンダニーニのピエタ』)
著者等紹介
池上英洋[イケガミヒデヒロ]
美術史家。東京造形大学准教授。イタリアを中心に西洋美術史、文化史を研究。1967年広島県生れ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。海外での研究活動の後、恵泉女学園大学准教授、國學院大学准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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