とんぼの本
私の青春文学紀行

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784106021749
  • NDC分類 904
  • Cコード C0398

内容説明

『赤毛のアン』『はるかなるわがラスカル』『トム・ソーヤーの冒険』『風と共に去りぬ』『月と六ペンス』『ハイジ』『車輪の下』…。少年少女のころ、そして青春の季節に、誰もが一度は読んだあの懐かしい世界の名作一六作品の舞台や作者ゆかりの土地を訪ねて、海外を旅した文学エッセイ集。知られざる作者の生涯、現地でわかった新しい読み方、大人の今だからこそ再発見した物語の魅力を丹念に描き出す。著者自ら、カナダ、アメリカ、中国、南太平洋、ヨーロッパの世界一〇カ国を歩き、撮影したカラー写真二七〇点余を収載。感動が鮮やかによみがえる、文学散歩の楽しみに満ちた一冊。

目次

赤毛のアン―ルーシー・モード・モンゴメリ
あしながおじさん―ジーン・ウェブスター
はるかなるわがラスカル―スターリング・ノース
トム・ソーヤーの冒険―マーク・トウェイン
風と共に去りぬ―マーガレット・ミッチェル
若草物語―L.M.オルコット
故郷―魯迅
月と六ペンス―W.サマセット・モーム
若きウェルテルの悩み/野ばら―ヨハン・W.V.ゲーテ
ハイジ―ヨハンナ・シュピーリ
車輪の下―ヘルマン・ヘッセ
わたしが子どもだったころ―エーリッヒ・ケストナー
アンネの日記―アンネ・フランク
サウンド・オブ・ミュージック―マリア・フォン・トラップ
ヴェニスの商人―ウィリアム・シェイクスピア
螢の光―ロバート・バーンズ

著者等紹介

松本侑子[マツモトユウコ]
作家・翻訳家。『巨食症の明けない夜明け』で第十一回すばる文学賞受賞。訳注つき全文訳『赤毛のアン』(集英社文庫)で脚光を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

58
馴染みのある小説ばかりなので楽しめる。作者の生涯が意外だったりするし。著者のデビュー作も意外でした。 ハイジの作者て男だと思ってた(なぜ2023/12/13

あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。

50
読んでないのがまだあるなぁ~( ̄~ ̄;)2018/08/10

ann

18
再読。備忘録。長い間、松本さんのファンです。影響を受けた外国文学の生まれた国へ行き、思い切り浸れる環境に憧れてました。ワイルダーと並んで好きなノースの故郷が載っていて大変興奮しました。ミッチェルのアトランタも、ディープ・サウスへの憧れを煽られます。やはり本土の地を踏みたいです。2015/08/10

佐島楓

16
豊富な写真とともに、名作の生まれた世界を旅することができる本。幸い、ほぼすべての作品に触れていたこともあり、すっと入り込むことができた(「あしながおじさん」のウェブスターが日本を訪れていたとは!)。子どものころに読んでいた本は、もっと大事にすべきだったなあ・・・と処分してしまった児童文学を悔やんだ。「若草物語」は再読したい。2012/09/30

あいくん

15
☆☆☆松本侑子さんは作家ですが、世界各地の文学作品の故郷を訪ねています。これは紀行文集です。2008年に出ています。カラー写真や訪問する際のガイドも載っています。 モンゴメリ「赤毛のアン」のカナダプリンスエドワード島、ウェブスター「あしながおじさん」のアメリカニューヨーク、マークトウェイン「トム・ソーヤーの冒険」のアメリカミズーリ州ハンニバル、マーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」のアメリカジョージア州アトランタ、オルコット「若草物語」のアメリカマサチューセッツ州コンコード、魯迅「故郷」の中国、2020/03/27

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