内容説明
近年、欧米で新しい評価が加えられているベートーヴェン。彼こそ、斬新な技法で音楽の古典的様式を完成させた真の芸術家であり、当時の世相を意識的にとらえて作品へ反映させた最初の作曲家であった。ボン、ウィーン、プラハなど、ゆかりの地を写真で辿りながら、その偉業を検証する。
目次
ベートーヴェンへの旅(ボン;バート・ゴーデスベルク;エーレンブライトシュタイン;デュッセルドルフ;フランクフルト ほか)
最初の音楽芸術家、ベートーヴェン
これだけは聴いておきたい ベートーヴェン作品ベスト50
コラム 旅行ガイド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
75
ベートーヴェンの人生と作品をゆかりの場所や品々とともに紹介する本。写真いっぱいで楽しいうえにベートーヴェンの人生と音楽についての文章が大変興味深く作品紹介も簡潔かつ分かりやすい。色々な要素がよくまとまっているのでベートーヴェンについて知り作品に触れるきっかけにはぴったり。ベートーヴェンは王侯貴族のような人たちとうまく付き合えるような感じではないと勝手に想像していたけど実はそうでもなくまた彼側から殊更に媚びなくても多少の風変わりな風貌や振る舞いも芸術家だからということで受け入れられていたのが少し意外だった。2017/04/27
takao
2
オーストリア、チェコ。これもいい2016/10/23
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