内容説明
自然の素材を存分に生かし、意匠の見事さと色彩の美しさで見直されている和菓子。でも身近すぎて、その本来の味わい方を忘れてしまいがちです。菓銘の由来や茶道との結びつき、南蛮菓子の影響など、和菓子を頂く時に知っておきたい事柄を、わかりやすく解説しました。
目次
四季の移ろいを彩る菓子(松の雪;花びら餅;花林;寒紅梅;椿餅;早わらび ほか)
和菓子と菓銘のこと
雛祭りのお菓子
端午の節句と粽・柏餅
お通い箱・竹虎青貝井篭
菓子絵図帳〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てくてく
4
外国の知人へ持参すべく、日本文化を取り扱ったとんぼの本を集めており、ついでに自分でも読んでいる。こちらはやや時代感があるが、和菓子の基本的な考えなどは理解できるのではないかと思う。和菓子、日本酒などの名づけに特化した本も手に入れてみたい。2015/12/05
takao
0
色も形も美しい。2016/11/03
裏庭にゃんこ
0
目の保養、目の保養♪ 一般的に見られる和菓子のほか、もはや工芸品といって差し支えないような“作品”まで様々。金平糖が、海外でも様々な形で存在するのが興味深かった。2012/02/19