内容説明
今やルーヴル美術館をしのぐパリ新名所となったオルセ美術館。印象派の作品を中心に、19世紀後半のフランス美術の全体像を網羅する展観は、その動向を的確に示すためさまざまな工夫がこらされている。一見わかりにくいその展示を、わかりやすく説明し、美術館を徹底的に楽しむための必携本。印象派名画誕生の地を散策するためのガイド四コース付。
目次
第1部 オルセ美術館の楽しみ方
インタヴュー オルセ美術館を創った二人の女性
第2部 印象派の旅―オルセ美術館蔵品による
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
30
パリのオルセー美術館のガイドと、印象派にゆかりのある土地の紹介が書かれています。オルセー美術館には行ったことがあります。ルーブル美術館とくらべて、明るい印象があり、親しみやすかったです。この本に書かれているように元は駅だったことが、建物の明るさと解放感につながっているのかも。印象派の画家たちが描いた絵と、あまり変わらない景色が残っているパリ郊外の様子が、後半に紹介されています。これには感動。例えば、シスレーの「ショーセ通り」の絵とほぼ同じ風景の写真が出ています。画家たちの表現の普遍性を感じました。2024/10/24
天城万太郎
0
オルセー美術館に行った気になります。ガイドブックとしても使えます。2014/05/21
takao
0
究極の10分コースから2016/10/30