- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
目次
作品
一揮千紙快筆の画家―河鍋暁斎の人と作品
年表=河鍋暁斎とその時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どぶねずみ
26
江戸時代末期の天保2年から明治22年まで生きた絵師の画集。ジャンルはとても幅広く、明治2年に風刺画で逮捕された経験まである。笑いあるギャグ漫画のようなものから美人画まで。動物の愛らしい絵や妖怪や幽霊のキモ面白い作品が好きだ。知らなかったことを損していたと思うほど、私好みの絵が多い。埼玉県蕨市にある河鍋暁斎美術館、いつか行ってみたい。2020/12/16
oz
5
初読。河鍋暁斎(1831〜1889)は幕末・明治期の浮世絵師で浮世絵の最後の時代に活動した。狩野派を初めとした伝統的画法を学んだ後に浮世絵の世界に足を踏み入れ、歌川国芳に師事する。風刺画・戯画で知られ、高度な写生力を下地にした奇想的作品群は、内外を問わず高い評価を得ている。作品制作能力も旺盛で、筆の早さを見せ物(ライブペインティング)にしたともいう。新政府による近代化批判をしたことで逮捕されるなど、反骨の画師という評伝が残る。晩年、岡倉天心らに東京美術学校の教授を依頼されるが、果たすことなく逝去。2014/10/04
sk
2
狂いが秀逸2012/07/16
リンダリンダ
1
主に1ページに1作品の紹介と解説。こうして見てみると様々なジャンルの作品を描いているのがわかる。妖怪モノは国芳と通ずる所があり相当格好いい。2020/12/17
花陽(かよう)読書会
0
読書会において発表に用いました。河鍋暁斎の絵で、ネコと、イタチと、モグラと...踊っている、有名な1枚の作品があって、そちらを中心に案内しながら、『別冊太陽』など、同書も含めて、5冊の本を同時に案内しながら(※参加者が座っている場所を回して、皆に作品を見てもらいながら)、今回は「河鍋暁斎」という画家さんを、知ってもらうことを目的と致しました。2022/12/13