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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
目次
作品
“桃山”を描いた画家―狩野永徳の人と作品
年表=狩野永徳とその時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oz
3
初読。狩野永徳(1543〜1590)は室町から江戸時代まで日本画壇の中心的存在である狩野派の代表格であり、日本美術史上の重鎮である。金屏風に描かれた『唐獅子図屏風』は画自体が傑作として名高いばかりでなく、信長と秀吉の重用のもと描かれたことから、安土桃山という時代を代弁する作として広く人口に膾炙している。しかし晩年の金碧の大画のみが永徳の画業ではなく、中期までは精緻な人物画や雪舟の影響のもと描かれた水墨画など多岐にわたる作品を遺している。晩年は『松鷹図屏風』などで寂寞とした作風の新境地に到るが過労で早世。2014/09/09
おおの
0
秀吉と永徳の組み合わせが豪快で大気です。絵師と注文主とが時代的気分の中で相互作用したのでしょう。解説が面白く読めました。2009/10/20
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