感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
9
チェスタートンのブラウン神父シリーズやそのほかの作品を訳しておられる中村先生の英文翻訳の肝が書かれた本です。翻訳家を志される方にはいい本であると思います。特に前半をじっくり読まれることをお勧めします。2014/05/07
Nobu A
6
昭和57年初版、60年3版のアマゾン中古本。歴史を感じさせる少し古びた1冊。理論と実践の2部構成。前半は時制や品詞の転換等種類別に語及び1文単位の原文を分かりやすく理論詰めで解説。後半は数文及び段落毎の原文の訳出を紹介及び解説。後半はざっと流し読み。訳出に目を通し、なるほどなと感心するが、プロの翻訳者のような訳出はなかなか出来ない。参考程度。特に文芸翻訳は。目標言語の語彙の豊富さとその運用能力に目を引かれる。数多く翻訳を手がけ、実践を通して翻訳力を高めていくしかないんだろうなと感じる。2019/10/06
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